久し振りの子どもの病欠で、あらためて働く環境を振り返る。

先週は、次男、久し振りの病欠。

流行りの手足口病。

ここ2ヶ月は我が家の子どもたち3人とも病欠なしだったので小児科行ったのも久し振り。

誰一人も鼻水垂らしてない日が何週間か続いたりして、お呼び出しの心配なく仕事に行けて、なんと平穏だったことか。

去年の7月と言えばわたしが復職したてで、次男が肺炎で入院したりして大騒動だったので、それに比べるとたった一年経つだけで子どもたち丈夫になるものです。

もうあと一年もすれば、滅多に熱も出さなくなるんだろうな。

上の子たちの頃を思い返しても、0、1歳の頃はしょっちゅう熱出してお呼び出しがありました。

出勤途中で引き返したり出社して15分で早退、、、というのが立て続けにあったときには、「こんなんで仕事続けられないぜよ」って弱気にもなりました。

でもその度に職場の人たちに救われてきたんですよね。

「こっちの仕事は代わりがきくけど、お母さんの仕事は代わりがきかないから、早く帰ってあげて」

「来られない日があるのは仕方がない。出社してるときに成果出してくれたらいいよ」

この言葉でけっこう吹っ切れたものがあって、仕事にも育児にも集中できるようになった気がします。

今の職場の上司も、人事考課のミーティングである人がわたしが時短勤務をしていることを理由になにか言おうとしたところ

「時短に関してはその分給料カットされてるんだから、それ以上どうこう言うことじゃない。仕事ぶりでフラットに評価しないと」

と戦ってくれたそうです。じーーん。

こんな風に言われたら、給与カットで卑屈になってる場合じゃないなって思っちゃいます。

世の中のワーキングマザーの環境についてはネガティブな話にあふれていますが、こんな風に現場のひとつひとつでは支えてくれる人が確実にいます。

今は恩恵をあずかってばかりの身だけど、きっといつか逆の立場になったときに、恩返しをしていきたいな。


なかじまさちこ(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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