自分の足跡を確かめる自分年表。点と点がつながる感覚が自分への信頼を深める。

いま、とある課題で「自分年表」を書き出しています。

半年前くらいにも一度書き出してはいるのだけど、あらためてそこへ書き足す形で過去を掘り起こしています。

この自分年表では、印象的なエピソードとともに、そのときの感情やそこで培ったスキルや知識も書き留めます。

一度目の時は、ザーッと書き出したものを見るだけで、「今の活動の原石となるものは、このときすでにあったんだ!」と発見がありました。

二度目の今回は、「そういえばこんなことも…」と、記憶の片隅に葬られていたささいなエピソードも出てきています。

小さかった、若かったわたしの映像が頭の中に浮かび、そのときどう感じていたのか、をじっくりじっくり感じ取っていきます。

中には、小さい子にしてはずいぶんとタフな経験をしたね、と思わず肩を抱き寄せたい気持ちになることもありました。小さい頃のわたしは、ずいぶんと我慢強い子でもありました。

*

エピソードだけを並べていくのではなくそのときの感情も書き留めるので、つらい気持ちや嫌だった感覚を再び味わわなければならないという面ではちょっぴりヘビーです。

だけど、つらかったことのいくつかも、もう過去のものとして消化できている自分に気が付き、今はずいぶんとラクに生きられているなぁと感じました。

時間をおいて、再び味わい、書き出すこと。それ自体が、カウンセリングになっているようでした。

いいことも、悪いことも、うれしいことも、つらいことも、全部含めて今の自分がある。

そしてこの先のわたしも今の延長線上にいる。

わたしは自分がやっていることがいつも脈絡がない気がしていてまったく自信がなかったけど(法学部出てるのにSEやって、いまは写真やってる)、自分年表を通じて点と点がつながるような感覚が生まれて、わたし自身への信頼を深めてくれました。

自分の足跡を確かめる自分年表、ぜひあなたもやってみてください。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

プロフィール

関連記事一覧