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好きなことを仕事にできつつある感覚は、届けたいものを届ける第一歩から。

「できたー!」

画面の「入稿完了」の表示を見たときの安堵たるや。手元に届いて、そのできあがりを確認するまでは本当にできたとは言えないけれど、でもやっとひとつ「生み出した」という感覚。

やっぱり自分で手を動かしてなにかを「作る」というのはおもしろい。それがちょっと難しいものであればあるほど、また、自分のオリジナリティを出せるものであればあるほど没頭する。

お客様のための物作りだけど、跳ね返って自分のためでもある。

今やっと少しずつ「好きなことを仕事に」できつつある。

フォトブックレット作り

作ったのは「フォトブックレット」という冊子のような写真集。先日、お宮参りの撮影をさせていただいたお客様のものだ。

テーマを決めて、数百枚の写真の中から、冊子に載せたい写真をピックアップ。

今回は時系列にそって、お参り〜会食の一日を振り返られるような構成にした。

写真によっては、お肌をきれいにしたり、関係ない人の写り込みを消したりという修正をほどこす。

まだPhotoshopの技術がそこまででもないので、わからないことは調べながらで時間はかかってしまう。でも、調べてやってみる、の繰り返しで力はついてくる。

下書き通りに写真を配置してみる。しっくりこないなぁという所は入れ替えたり、別の写真を追加したり。

「しっくりくる」かどうかは、自分の感覚によるところが大きいのだけど、この感覚を私はわりと信頼している。

新しい挑戦

今までフォトブックは何度も作ったことがあるが、今回は今までとは違う挑戦をしてみた。

それは、印刷会社に依頼する、ということだ。

今までは、マイブックPhotobackPHOTOPRESSOなど、フォトブック会社を利用して作っていた。専用の編集ソフトがあり、テンプレートも豊富で、サイズも紙質もある程度選べて、申し分ない。

ただ今回は、作りたいサイズ感やボリューム感で予算に合ったものが見つけられなかった。

構想だけで終わらせたくない。既存で無いならば、一から自分で発注すればいいんじゃないか?

そう思い立って、紙物のデザインを仕事にしている方にオススメの印刷会社を教えてもらって今に至る、というわけだ。

やってみたら、思っていた以上に難しかった。

「トンボ」とか「ヌリタシ」とか、何となく知っていたけど、改めて説明を読んだり。データは見開きで作ればいいのか、一ページずつ作ればいいのか、そんなこともいちいち調べないとわからなかった(結局、どちらでもOKだった)。

それでもやっと最後まで辿り着き、「入稿完了」となったときはほっとした。

私が届けたいものと好きなことを仕事にできつつある感覚

写真なんて、今の時代、データで渡してしまえばそれでいいんじゃない?という意見の方もいるかもしれない。私もこれまでのほとんどの撮影依頼ではデータ納品のみでやってきた。だけど、段々と物足りなさを覚えるようになった。

私は、一回一回の撮影は、たとえどんな短い時間だったとしても、一つの作品であり、ドラマであり、ギフトだと思っている。撮ったときだけでなく、何年経っても見返してもらえて、そこに会話が生まれる。大切なものを再認識する。そんな心通う時間を提供するものだと思っている。

そのイメージの真ん中にあるのが、「アルバム」だ。

ページを一つ一つめくりながら、みんなで覗き込む。思い出話に花が咲く。

せっかく出張撮影という形で写真を撮影した方の間にも、そういう時間が生まれてほしい。形はいろいろあれど、何かしら「手に取れる形にする」良さをまずは知ってもらいたい。

そんな気持ちから、プリントよりはストーリー性があり、フォトブックよりは簡易的な「フォトブックレット(冊子)」という形で作品を届けることにした。

まだまだ今回が初めてのフォトブックレット作りで、これからもっともっと多くの人に届ける努力をしなければと思っている。

でも、まずは一歩、自分が届けたい思いを形にできそうなことがうれしい。そしてその作業自体も私が没頭できるものであり、自分を高めていけるくらいの難易度であることもうれしい。

やっと好きなことを仕事にできつつある感覚は、こういうところから来ているのかもしれない。

 

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