写真の上手さに欠かせないのは被写体への興味関心(愛!)
こんにちは。家族写真の出張撮影サチカメ!のなかじまさちこです。
「写真が上手くなるポイントはどこかがわかるチェックリスト」から、それぞれの項目にチェックがついた方への解説をしてきました。
もしまだの方がいたら、お時間あるときに軽くチェックしてパラパラと解説ページを眺めてみてください^^
写真上達のベースにあるもの
あらためて、もう一度この図を見てください。
このなかで、上の解説であえて触れてこなかった点がありあす。
それは「被写体への興味関心(愛)」という部分です。
写真はシャッターを押せば簡単に撮れますが、「いい写真」には必ず撮り手の思いが乗っています。
つまり、被写体(撮る対象)のことが好きで、よく見ていて、撮っていると楽しくて、もっと素敵に撮ってあげたい!
こんな気持ちがあふれている写真は「いい写真」として見る人にも伝わります。
この「被写体への興味関心(愛)」が、すべてのベースになっていると言っても過言ではありません。
私の興味関心は「人」
たとえば私で言うと、一眼レフを買った頃からずっと自分の子どもたちを撮り続けてきました。
やっぱり最初は「子どもの成長記録を素敵に残していきたい」という気持ちからだったと思います。
でもだんだんと「子ども」というものの習性だったりひたむきさだったり、思いも寄らない偶然性だったりにぐんぐん気持ちが惹かれていって、面白くて仕方がない!次は何が起こるんだろう!というワクワクでカメラを離せなくなりました。
実は写真教室に通っていた頃、子どもの写真しか撮っていないことにコンプレックスがあって「もっと幅広くいろんなものを撮れるようになりたい」と思っていました。
なので課題の中で、植物や小物や景色など、子ども以外のものも撮るようにしていたのですが、どーも気持ちが乗らない。
でも、子どもたちの写真を撮っている分には一向に飽きません。先生から辛辣な指摘をいただくこともありましたが、それすらも前向きに受け止めて「もっともっと撮りたい」という気持ちになっていました。
そうして結局また子どもたちの写真に戻っていったのでした。
思い返してみれば、私は子どもに限らず「人物」ばかり撮ってきました。旅行などにいっても、風景の中に必ず「人物」を入れ込まないとしっくりこなかったのを覚えています。
「人間っておもしろいな!」というのが私の興味関心のベースにあるから、撮る対象もおのずと「人物」になっています。
自分の興味関心を明らかにしよう
写真が上手くなりたい!と思ったとき、技術や知識を身につけていくのと並行して、自分の興味関心を明らかにしていくことがとても大切です。
何に心が動くか、何をしているときが楽しいか、気づくと目で追っているものは?
それがのちのち写真を撮っていくときのベースになります。