フレームがわかると頭が整理される。「また行きたい!と思える場をつくるゼミ」に参加して。
KLASSの「また行きたい!と思える場をつくるゼミ」第2回に参加しました。
と言っても、この日は悪天候のためZoomというオンライン会議ツールを使っての開催でした。
オンラインなりのふるまい
Zoomやスカイプ、Googleハングアウトなど、いまは様々なツールがあって、実際に一カ所に集まらなくても、オンライン上で会議や講座ができますね。
自宅で会議や講座に参加できるのは、前後の時間を有効に使えて助かる反面、どこ向いて話せばいいの!?とか、いまだに毎回そわそわします。
そこはさすがの「場づくりゼミ」、最初にオンラインなりのふるまいについて共有してくれました。
- 着替えたいなど、もし見られたくないことがあればビデオOFF
- 後ろで子どもの声がするなど、音を拾いたくないときはミュート
- リアクションは大きめに(大きくうなずく、音のない拍手、手を振る、親指を立てて「いいね!」等)
これらを最初に聞けたことで、安心して参加することができました。
とくにリアクションのこととか、言ってもらえなかったら「大きくうなずく」でさえも、ちょっと恥ずかしくてできなかった気がします。
実際に講座が進んでいくとわかるのですが、自分が発言しているときに他の方の反応が肌で感じられない分、画面だけが頼りになります。
なので、その時に画面越しに「うん、うん」と大きく首を動かしてくれているだけで、とても安心感がありました。
こういう所から「場づくり」って始まってるんだなぁ。
フレームによって頭が整理される
今回のメインワークは、作りたい場の「時間帯を設定する」というワークでした。
作りたい場の始まりのあいさつから終わりのあいさつまでの流れとポイント、所要時間を、所定のフレームを使って書き出していきます。
フレームの構成は
あいさつ>チェックイン>プレワーク>メインワーク>チェックアウト>あいさつ・お知らせ
各項目ごとに意味があって、この流れとなります。
私はフレームに沿って、7月に開催した「はじめの一歩」講座の構成を整理してみました。
すると、プレワーク>メインワーク>チェックアウトあたりの構成があやふやだったことに気付き、講師の方のアドバイスをもとに整理したら、とってもスッキリしました!すごい!
「はじめの一歩」講座は、はじめて自分でゼロから作った講座です。
一応自分なりに構成を組んではいましたが、どこか単調になっていました。
たぶん、各項目での意味合いまでは考えきれていなくて、ただ「並べただけ」になっていたせいだと思います。
でも今回ひとつの「フレーム」を見せていただけたことで、頭が整理されました。
内容は同じだけど、時間の配分を見直したり、ボリューム感を調整して、「伝えたいこと」がより伝わる形にブラッシュアップできたと思います。
全体と自分の行き来
目の前の講座作りに没頭するだけでは見えなかったことが、「フレーム」から見えてきました。
目の前の作業も大事だけど、同時に、その枠組みだったり、歴史的な変遷のなかで今どの位置にいるかということだったり、パターン分けしたうちのどのタイプかだったりという俯瞰した視点を持つことが必要だなと感じました。
全体から自分の位置を確認して、また自分の作業に戻る。
その行き来の中で、独りよがりでない、相手や時代に合ったものを作っていける。
作ると同時に学ぶことの大切さを実感した一日でした。