小学生たちのいない夏休み。次男との一人っ子生活で気づいたこと。

この一週間くらい、我が家の小学生たちは私の実家にお世話になっている。

東京駅でスーパービュー踊り子に乗せて見送ったときは、ちょっぴり切なくなったものだけど、そんな日ももうずいぶん昔のように感じる。

小学生たちがいなくなり、次男との一人っ子生活が始まった。まぁなんと落ち着いていることか。

じっくり相手ができるし、家事量は半減だし、ケンカは起こらないし。心が平穏で、時間の流れもゆったりと感じる。

– 膝に乗せて、長めの絵本を3冊読んだ。
– お風呂では、ヨーヨーを沈めて手を離すと飛び出してくる、というのを何度もやった。
-「アイスもう一本!」と言われたら、「内緒だよ?」ともう一本あげた。
– 小さなテントに2人で入って、なぜかブタの親子役になって遊んだ。

一人っ子ってすばらしい。

***

ところが、2、3日前から、どうしてか「イラッ」とすることが多くなった。

– ちょっとしたことで突然泣き出す。
– 良かれと思ってしたことが気に入らなかったようで大暴れ。
– いちいち「なんで?」「なんで?」と聞いてくる。
-「ママ、いっしょに○○しよ!」と、ことあるごとに呼びつける。

書き出してみると、2歳児としていたって普通の事ばかりじゃないか。自分でも驚いている。今までだってこういう姿は山ほど見てきたのに、どうして今になってイライラが募るのか。

こんなやりとりがあった。

(ソーセージの空袋を手にした次男)「これなーに?」
(私)「ソーセージの袋だよ」
(次男)「なんで(ここに)あるの?」
(私)「ベルマークがついてるから、取っておいてるんだよ」
(次男)「ベルマークってなーに?」
(私)「ベルマークってね、、、」

ベルマークの説明をしようとして、ちょっとめんどくさいなぁという気持ちが湧いてきて、はたと気がついた。

これがもし小学生である上の子たち相手だったら?

ベルマークの説明はいらないし、なんなら「じゃあオレ(わたし)が切っておこうか?」と言ってくれるんじゃないだろうか。

そう考えたとき、上の子たちとはもうずいぶん対等な会話ができるようになっていたことに気がついた。

私のイライラの原因はここだ。会話に飢えている。

次男が急に聞かん坊になったわけでも、私の気が短くなったわけでもなく、単純に会話できる相手がほしい。ただそれだけ。

一対一の育児で煮詰まっていく気持ち、しばらく忘れていたけれど、あーあーこんな感じだったよなぁ!と思い出した。

***

今日、小学生たちが帰ってくる。

また明日からは夫の実家に行っちゃうので(私と次男はお留守番)、今夜だけ久しぶりの彼らとの会話を楽しもう。

 

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中島佐知子(サチカメ!)

”お客様の日常に寄り添い、何度も見返したくなる写真”をモットーに出張撮影のフォトグラファーをしています。杉並区在住。二男一女の母。

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