親不知を抜きました。20分間で行われたプロの仕事
こんにちは。家族写真の出張撮影サチカメ!の なかじまさちこ です。
突然ですが、親不知(おやしらず)を抜きました。
私の親不知は横向きに埋まっているというやっかいなものらしく、近所のクリニックでは抜けないとのことで、紹介状を書いてもらって大学病院で抜きました。
何分くらいかかりますか?
麻酔を打ってもらって待機している間、学生さんらしき助手の女性に「何分くらいかかるんですか?」と聞いてみました。
すると、「30分から1時間…んー、2時間は絶対かからないと思います!うまくいくかによるんですけど。あとで、先生にも確認してみますね!」と。
うまくいかない場合もあるの!?これは意外と長丁場になるぞ…、と恐ろしくなりました。
先生が戻ってきて、学生さんが「どのくらいかかるかって質問されたんですけど…」と小声で尋ねるのが聞こえました。
先生はその質問を聞き終わるか終わらないかのうちにくるっと私の方を向いて、「20分で終わりますよ!20分…うん、20分っすね!それ以上はかからないです!」と明るく宣言されました。
果たして、本当にキッカリ20分で終わりました!!
※前歯が二本抜けてた時の長男
これはプロだわ!とじわじわと感動を抑えられませんでした。
不安を取り除く声かけ
手術中も、的確な声かけをしてくれました。
「ちょっと押される感じしますよ」
「少し響きますよ」
「ここは痛いですかね」
口の中は見えない上に、やけにキンキンと音だけが大きく響いている状況で、要所要所でこのような声をかけてくれたことで安心できました。
見えない、わからない、というのは不安になるものです。
手術を始めた直後は、緊張からか心臓がバクバクいってどうにかなりそうだったのですが、だんだんと落ち着いてきて、最後まで無事に終えることができました。
それでも20分間はとてつもなーーく長く感じました。笑
キッカリ20分のプロの仕事
ちょうど来月開催する「秋の撮影会」の撮影時間を20分に設定していることもあって、「20分間で行われたプロの仕事」に特別なものを感じたのかもしれません。
● きっちり宣言した時間内でやりきる。
● お客さん(患者さん)の不安を取り除き、安心して任せてもらえる信頼関係を作る。
そんな姿勢を見せられたような気がしました。
私も、撮影会に参加してくださる方が、もし何か不安に感じていることがあるのなら、どんなに小さなことでも取り除いていきたいと思っています。
それは撮影会当日の声かけなどももちろんですが、開催日の前にできることもたくさんありそうです。
そのひとつとして、「撮影会を3倍楽しむ3つのポイント」と称して、3回シリーズで記事を更新中です。
初めて参加する方の「あれはどうしたらいいの?」の不安がここで解消できたらいいなと思っています。
ぜひご覧くださいね。