撮影会を3倍楽しむ3つのポイント「身支度」編
こんにちは。家族写真の出張撮影サチカメ!の なかじまさちこ です。
今日は「撮影会を3倍楽しむ3つのポイント」の二つ目「身支度」編をお届けします。
※補足
ここで言う「撮影会」とは、個人フォトグラファーが主催する場所固定・時間枠を決めた撮影会で、参加者が被写体となるものを指します。
自然体で素敵に見えるのがいいね
私はビシッと決め込んだ写真より、普段のご家族の雰囲気がそのままあらわれるような自然体の写真が好きです。
サチカメ!では、スタジオを持たないスタイルで、公園などのびのびできる場所で撮影しています。
でも、いくら自然な感じがいいと言ったって、せっかくお金を払って撮ってもらうんだから、少しは「映える」ように撮ってもらいたい!と思うのが人間のさが。
そこで今日は、あまり決め込み過ぎない自然体に見えて、ちゃっかり素敵に見えちゃう服装や身だしなみのポイントをお伝えします!
1.黒っぽい色より白っぽい色
服は、とくにトップスの色味が写真写りには重要です。
首回りがどんな色なのかによって、顔の色が変わってくるからです!
おすすめは、「黒っぽい色より白っぽい色」。
黒は光を吸収し、白は反射する。小さい頃、理科の授業で習いましたね。
なので、白っぽい服を着ていると、それ自体がレフ板のような効果を発揮して顔に光を当ててくれるので、顔周りを明るく血色よく見せてくれるんです。
別に真っ白である必要はなく、ライトグレーとか明るめのベージュとか、淡いピンク色とかでもOK。
普段から黒や紺などシックな色合いが好きな方も、ちょっと明るめの色も候補に入れてもらえると良いかと思います!
ちなみに、ボトムスの色はあまり影響しませんので、お好きなものをチョイスしてください。
ただ、もちろんご自身が「好きな」服装や、着ていて気分がアガるお気に入りの服装で来ていただけるのが一番です。あくまで参考程度にお読みくださいね。
2.トーンを揃える、共通アイテムを入れる
一人で撮ってもらうポートレートと違って、家族写真は複数人で撮ります。なので、全体のまとまり感が大切になります。
一番まとまり感を出しやすい方法が、服のトーン(色味)を揃えるという方法。
例えば、、、
- トップスを白+ボトムスをジーンズ
- ベージュで揃える
- ライトグレーで揃える
まったく同じ服(ペアルック)である必要はありませんが、全体の色味を揃えるだけでかなりまとまり感とおしゃれっぽさが出ますよ。
逆に、全体がベージュの中に一人だけ赤というように、一人だけ違う色(しかも原色など主張が強い色)だったりすると、その一人だけ浮いて見えてしまいます。
誰か一人主役がいて目立たせたいというのならOKですが、そうでない場合はトーンを揃えておくのが無難です。
次に、なにか共通アイテムを取り入れるという方法もおすすめ。
例えば、、、
- それぞれにパーカーを着る
- 女子チームは赤のアイテム
- 全員でベレー帽をかぶってみる
ばっちり「コレ!」とわかるものでなくても、ひっそりと共通アイテムを潜ませておくと、あとで写真を見たときに面白いかもしれません。
「リンクコーデ」で検索してみると、いろんなヒントがもらえますよ!ぜひいろいろ見てみてください♪
3.「あー残念」がなくなる身だしなみのチェックポイント
最後に身だしなみのチェックポイントをお伝えします!
とってもいい表情で撮れてるけど、「寝ぐせがついちゃってる、あー残念」ってことにならないように、少し早めにきて鏡でチェックしましょう。
ママ
- 化粧崩れしてない?
- 前歯に口紅がついてない?
- 下着の肩紐が見えてない?
- 胸元が見えてない?
- 髪が目にかかったり、顔の大半を隠してない?
パパ
- 寝癖がついてない?
- 襟が曲がったり、内側に入ったりしてない?
- 鼻毛が出てない?
こども
- 口の周りに食べかすがついてない?(ついてても可愛いけど♪)
- 鼻水が垂れてない?(垂れてても可愛いけど♪)
- 下着の裾が出てない?(出てても可愛いけど♪)
- 泥んこや草がついてない?(それも全部可愛いけど♪)
これらは撮影中もちょっぴり気にして、お互いに直せるといいですね!
もちろん私も目を光らせて、気づいたときにはお伝えするようにしています。
次回予告
いかがでしたか?
どんな服装でそろえようか?と考える段階から撮影が楽しくなってくると思うので、ぜひご家族を巻き込んでコーディネートを楽しんでくださいね!
次回は「コミュニケーション編」をお届けします。実はコレが一番大事!