撮影会を3倍楽しむ3つのポイント「撮影前」編
こんにちは。家族写真の出張撮影サチカメ!の なかじまさちこ です。
今日は「撮影会を3倍楽しむ3つのポイント」の一つ目「撮影前」編をお届けします。
※補足
ここで言う「撮影会」とは、個人フォトグラファーが主催する場所固定・時間枠を決めた撮影会で、参加者が被写体となるものを指します。
撮影時間帯に最高によい状態に持っていくのがコツ
撮影会は時間枠が決まっていて、10分〜30分以内に設定している場合が大半です。サチカメ!の場合は15〜20分間です。
時間が過ぎてしまうと次のお客さんが来てしまうので、基本的に時間延長ができません。
なので、撮影枠の時間帯にもしお子さんが泣きじゃくってカメラを拒否してしまったら、一枚も撮影できないかもしれないし、泣きじゃくったお顔ばかりを数点お撮りするだけで終わってしまうかもしれません。
それではせっかく参加したのに残念です。
そこで、撮影時間帯にお子さんのご機嫌をよい状態に持っていき、スムーズに撮影に入れる工夫が大切です。
今までの参加者さんを見ていて気づいたことを中心に、3つのポイントにまとめました!
1.今日は写真を撮るよ!撮った後はこんな楽しい○○があるよ!
ではでは、想像してみてください。もしあなたがよく知らない人に突然カメラを向けられて、写真を撮られまくったら??どんな気持ちになるでしょうか?
きっとビックリしてしまうし、怖いと感じるかもしれません。笑顔を向けるどころの話ではありません。
それはお子さんにとっても同じこと。
カメラを向けられ、撮影されると言うのは、お子さんにとっては(もちろん大人にとっても)「非日常」の体験です。
とくに子どもは自由に遊びたい生き物なので、強制的になにかをやらされる苦痛をそのまま素直に表現します。
また、これから何が起こるのか、まったく予想がつかないことは怖いし逃げ出したくなってしまうのは当然です。
なので、どんなに小さなお子さんに対してでも、事前に「今日はみんなでお写真を撮ってもらうよ」とお話ししてあげてほしいのです。
「こんな場所に行ってね、フォトグラファーさんがきてね、○○ちゃんをかわいく撮ってくれるんだって。ほら、こんなお写真を撮ってくれるんだよ。」
と、なるべく撮影会でどんなことをやるのかのイメージを教えてあげてください。ホームページに上がっている作例を見せてあげるのもいいかもしれません。
「パパもママも、○○ちゃんと一緒にお写真撮ってもらえたらすごくうれしいんだ。だから、協力してくれる?」
「このお洋服を着てプリンセスになって、お写真撮ってもらおうか♪」
「撮影会が終わったら、みんなでアイス食べよう!」
などなど、それぞれのお子さんがやる気になるようなお声掛けやお約束を事前にしておくのも◎です。
2.早めに現地入りして場所慣れしよう
とくに、赤ちゃんや未就学のお子さんの場合、「場所見知り」をしてしまう子もいます。
知らない人にカメラを向けられるのに加えて、知らない場所に連れてこられたんであっては混乱するのも無理ありません。
なので、撮影開始時間のギリギリではなく、少しだけ余裕を持って現地入りするようにしましょう。
小学生以上の大きいお子さんの場合、「せっかく公園に来たのに遊べないのー!?」となってしまう子もいるかもしれません。
その場合は、「撮影会が始まるまでの5分間ね」など、時間を決めて遊びたい欲を満たしておいてあげるのも手です。
「家族で写真を撮りたい」という大人の欲をきいてもらうのですから、子どもの欲もちゃんと満たしてあげないとですよね!
早めに到着することに関しては、前の人の撮影をしているところをチラチラ見ながら、大人も心の準備ができますし一石二鳥。
時間がギリギリになってしまったことの焦りで撮影会に集中できなくなってしまうのももったいないですし、トイレやお化粧直しを済ませるくらいの余裕があるといいですね。
3.空腹や喉の渇きを満たしておこう
「腹が減っては戦はできぬ」とは昔からよく言いますが、本当にそのとおり。
ご機嫌を損ねてしまう原因として空腹や喉の渇きが影響していることがよくあります。あとは眠さとかも。
通常の出張撮影なら、途中でおやつ休憩をはさむこともできますが、撮影会の限られた時間だとそれはできません。
なので、始まる前に小さめのおにぎり1個など、お腹に入れておくといいかもしれません。
赤ちゃんの場合は、授乳とオムツ替えをお忘れなく!
次回予告
いかがでしたでしょうか?
せっかくの撮影会の機会なので、いい状態で迎えられるようにポイントをまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
次は、「身支度」編をお届けします!