自分もがんばってきたから、お友達ががんばってきた過程に気付ける。
先日、保育園の個人面談がありました。
長女と次男と同じ日に面談してもらったのですが、
やっぱり「よく食べる」「よく寝る」など生活のことが話題の中心になる1歳児にくらべ、
お友達との関わりや、物事への取り組み方など、より精神的なことにも話が及ぶ5歳児。
先生の話から、いくつも印象に残るものがありました。
なわとびがうまい子はなわとびをよく跳んでる
園では、集団でなにかやりましょう〜!
という時間もあるけれど、
園庭遊びのときは、個人個人がやりたいことをやり、そこに仲間がいればいっしょにやり、、、という時間も多いみたいです。
いままたなわとびが再熱していて、自主的に取り組む子もちらほら出てきたとか。
そんなとき、去年くらいまでなら「できた!」「できないー」と単純に一喜一憂だったのが、
今年あたりから、
「あれ?なわとびの上手い◯◯くんは、よくなわとびを跳んでるよね?」
「あれ?走るのが速い◯◯ちゃんは、よく『ヨーイドン!』ってやってない?」
「あれ?・・・」
ということに気付きはじめたそうです。
結果しか見ていなかったけど
4歳児くらいまでは、「できた・できない」と結果だけ見ていたけど、
今は、「がんばってきたからできるんだ」という
がんばってきた過程の方にも気付けるようになってきた。
それは、自分自身もなにかをがんばってきて「できた!」という経験をしてきたから、
お友達もそれと同じだ!と気付けるようになったんじゃないかと先生はおっしゃっていました。
これから学校や社会でも大切にしてほしい
長女がこれから足を踏み入れようとしている「学校」という場でも、
いずれは出ていくであろう「社会」という場でも、
「過程」より「結果」を求められることが多いかもしれない。
そんなときに、自分で自分ががんばってきた過程を否定するようなことはしてほしくないし、
結果だけ見て周りを判断するようなこともしてほしくない。
いま、園で学んでいることはすごーくすごーく大事なことなんだよ、って伝えたい。
そして、親としてのわたしは、彼女ががんばっている姿をちゃんと見つけて応援したり、
「結果」が良かったときも悪かったときも、わたしが見て応援してきた「過程」を忘れないでおきたい。