長男とのスペシャルデイ。ダメダメお母さん封印は修行です。
前回は娘と一対一で過ごしたスペシャルデイについて書きました。次は息子(長男)とのスペシャルデイについて。
また全然ちがった一日になりました。
スペシャルデイ、のはずが…
慣らし保育の疲れが出たのか、週末から鼻水をたらしたりイマイチ本調子でなさそうな次男。ちょうど皮膚科を一度受診しておきたいなぁと思っていた症状が長男も次男もあったので、次男は保育園を休ませ朝一で皮膚科へ。
というわけで、母との一対一のスペシャルデイにはならなかったわけですが、皮膚科のあとは長男のリクエストにしたがって過ごすことにしました。
お昼ご飯、なに食べたい?
長男にもお昼ご飯のリクエストを聞くと、「え??なんでもいいの??」と目を輝かせ、ちょっと考えたあと言ったのは「モス!」という答え。
そういえば、長男とお昼を外で食べるとハンバーガー屋さんに入ることが多い。娘はハンバーガーのバンズしか食べない子なので、娘がいるときはハンバーガー屋さんには行かないのをわかっているのかも。かしこい。
というわけでモスバーガーへ。
最近は生意気な口を利くようになってきたけれど、この食べ方を見てるとまだまだかわいいもんだなぁと思ってしまいます。
自分のお金を使ってみる
そうそう、この日はスペシャルデイなので、あまり「ダメダメ」言わず、本人の好きなようにやらせてみようと決めていました。
ホームセンター内にあるモスなので、目線の先にはユーフォーキャッチャーのようなゲームが見えています。食べている途中からチラチラ気にしているのがわかります。
私は自分がゲームセンターというところでお金を使えないタチなので、子どもがそういうのにお金を使うのを理解できないしもったいないと思ってしまって、いつもならやめさせるのですが、この日はスペシャルデイ。長男が「じぶんのおかね(お小遣い)でやっていい?」と言うのをOKしました。それでも内心、「こんなのにお金を使うなんてもったいないもったいない…」と思っています(笑)。
結局200円使って、満足して帰ってきました。戦利品はこちら。
かわいいもんですね。
実はお昼の前に、雨傘も自分のお小遣いで買っています。立て続けに3本も壊してしまったから、もう自分で買って!と。
この日トータルで700円ほどの出費があったわけですが、自分の財布から支払うということがよっぽど嬉しいのかどこか誇らしげな長男。そうかー。そんなに嬉しいものか。ならば、お金の扱い方を(最低限)きちんと教えて、自分で判断して使えるようにしてあげたいなぁ。
好きなことをして過ごす午後
帰宅してからは、次男の離乳食などバタバタし、なんとなくそれぞれが好きなことをして過ごす時間がありました。
それで15時前くらいになって急に思い出したように「ママ!」と呼ばれ、どういう経緯だったか忘れてしまいましたが、「またビデオをとりたい」と、以前作ったストップモーションムービーをまた作ってみることになりました。
とはいえ、娘のお迎えまでもう時間があまりないので、とりあえず手元にある材料でちゃちゃっと作っていたものがコチラ。
あいかわらず私は吹き出しを切るのをお手伝い。
突っ込みどころもオチもない、なんでもないムービーだけど、なんかこのほっこりな世界観がいいなぁ。食いしん坊で離乳食をよく食べる次男を表現したのかしら。
よしよしお父さんとダメダメお母さん
子どもの頃、家に「よしよしお父さんとダメダメお母さん」という絵本がありました(タイトルは正確じゃないかも)。その通りの内容の絵本なんだけど、我が家の場合、父も母も「ダメダメ」になる傾向があり、すごく子どもたちに窮屈させてるなぁというのはわかるんだけど止められない、みたいな状況に陥りがちです。
でもスペシャルデイでは「ダメダメ」をぐっと飲み込んでみました。
すると長男はもちろんいろんなことをするのです。
ホームセンターでは筋トレマシーンを一通り試してみては、正しいのかどうかわからない使い方で「よゆう!」とか言って楽しんでるし。
園芸コーナーのミストシャワーはわざわざ浴びに行くし。
マンション内の通路の塀に登っては「ねこ、にゃー」とか言うし。
「危ないからやめて」「人に迷惑かかるからやめて」「時間かかるからやめて」
といつもなら言っていたところをぐっと飲み込むのって、本当に力がいるんです。なに力って言うんだろう。心にも筋肉があるとしたら、やはり筋トレみたいなことをしてかないとできないのです。
ということを実感した一日でした。