信念がない人だと思っていたら、信念がないことが信念だった。

ある上司はちょっと突っ込まれると言ってたことが変わってしまったり

責められると戦わずして折れることが多い。

そんな上司を見て、

「信念のない人だなぁ」

とわたしはずっと思っていた。

戦わない上司

「昨日の◯◯の件ですが、見落としたのはそちらのミスになりますので報告書をあげてください」

仕事をしているとミスはつきもので、ときどきはこんないやーなこともある。

たとえ見落とした原因が、そもそもそれを判断するための情報が渡されていなかったからだとしても

それも含めて責任だと言われたらうなずくしかない、、、なんてことも。

「うちらは悪くないじゃないですかー!」
とわたしなんかはすぐ戦いたくなっちゃうんだけど

上司は、
「まぁ、向こうがそういうならしかたねーよ」
と冷めたもので。

そうだけど、そうかもしれないけど、なんか悔しくない!?という気持ちがいつもわたしの中に残る。

どうして戦ってくれないのよー。

本来は同じ目的に進んでいるはず

ある日、また同じようなことが起こった。

本来は相手の仕事、相手側も見落としていたのに、やっぱりこちらの責任になる。

「前にもこんなことあったし、世知辛いですよね」ともらすと

「別に、オレはそんな風には思ってないよ」と上司。

「仕事ってのは、本来は同じ目的に向かっているはず。
だから刺しあってもしかたねえじゃん。
折れることで仕事が前に進むなら、オレはそれでいいと思ってんだよなー」

行動の裏にある「思い」にふれる

正直言って、それまでは上司のことをなんて信念のない人だろうと思っていた。

理不尽なことがあっても怒ったりしないし、指摘されたらすぐ考えを変えるし、言われたとおりにしか動けないんじゃないかって。

でも、その行動の裏にある「思い」に触れたとき、わたしは間違ってたなと気付いた。

信念がないんじゃなくて、「信念がない」ようにしていることが「信念」なんだって。

人は、たとえその行動自体は受け入れがたいものでも、その行動を裏付ける「思い」の方は受け入れられる。

上っ面の行動だけで判断しないで、一歩踏み込んで話してみることで、わたしは上司のことが理解できたし、信頼もできるようになった。


なかじまさちこ(サチカメ!)

愛媛県西条市は丹原という長閑な土地を拠点に家族写真の出張撮影をしています。アニバーサリーだけでない日常写真の良さ、写真を形に残していくことの良さを伝えたい!...

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