学童なし長男の居場所問題。子連れ出勤という一つの選択。

長らく両実家にお世話になっていた小学生たちが帰ってきて、我が家は今日から通常運転!

賑やかさ(うるささw)も戻ってきました。

仕事を終えて夕方は、長男と一緒に次男の保育園お迎えに。兄姉が帰ってきた喜びからずっと興奮気味の次男。公園に寄り道して「にいに!にいに!」とべったり。

こちら、たまたま撮ったスマホ写真ですが、さすが兄弟。動きが同じ。カメラロールを見ながら思わず笑ってしまいました。

長男の居場所問題

次男は保育園、長女は学童、今年から学童に入れなかった長男は夏休みの居場所に苦慮しています。

今日は、わたしの職場(※)に連れて行きました。いわゆる「子連れ出勤」ですね。赤ちゃんじゃなく、小学生ですが。

※わたしはフリーランスのフォトグラファーと、写真関連企業の事務局スタッフ(主に企画担当)という二足のわらじでやっています

長男の夏休みの居場所作りについては、前々からぶち当たることのわかっていた課題でした。

「塾の夏期講習に行ってみる?」
「キャンプに申し込んでみる?」
「児童館に行ってみたら?」

わたしなりに提案もしてみたけれど、どれもピンとこず、というか、ゲームとYouTubeの魅力に勝るものはないようで、わたしが仕事に出ている間、一日中一歩も外に出ずゲーム三昧という日もありました。

でももう小学四年生。本人の意思もあることなので勝手にどこかに放り込むわけにもいかず。今現在あまり上手いこと解決してあげられていないなぁと思ってます。

ゲーム三昧は不健康だということを抜きにしても、家に一人にしておくのはやっぱり何かあったときに心配です。(地震や火事が起こって生き別れになったら、、、などとどうしても考えてしまいます)

一日留守番してもらって帰宅したときに「寂しかったよ〜」と涙目をされたときは、胸にくるものがありました。

そんな状況なので「連れてきてもいいよ〜」とこころよく言ってくれる職場は本当にありがたいです。目の届くところにいさせてもらえるのは大きな大きな安心です。

長男にとっても、親や先生以外のまったく異なるジャンルの大人の中で過ごすという経験は貴重なことじゃないでしょうか。しかも、その大人たちは経営者だったり、ITのエキスパートだったり、プロのフォトグラファーだったり、はたまたインターンの大学生だったりします。

そんな環境から、なにか感じ取ってもらえたらなという淡い期待もあったり。まぁ、本人はまったく緊張感なく、お菓子を食べまくって、ソファでごろんとしているのですが(泣)

いろんな選択肢があることで救われる

「いろんな選択肢がある」

それだけで救われるなぁというのが率直な感想です。育児の場面に限りませんが、「これしかない」という状況って人を追い詰めます。

元の会社にいたら職場に連れていくことは絶対にできませんでした。お客様先に常駐していて、そこはセキュリティが厳しいところだったし。もしも仮にセキュリティ面をクリアして中に入ることができたとしても、とてもとても子どもが一日過ごせる雰囲気ではありませんでした。

今は職場に連れていくこともできるし、在宅勤務もできる。撮影の日は短時間だけ留守番しておいてもらって、午後は自宅作業ということもできる。

去年、思い切って転職したことで選択肢が広がりました。わたしにとっても子どもにとっても良い選択だったと思います。


なかじまさちこ(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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