写真には撮る人の○○が反映される
こんにちは。フォトグラファーの中島佐知子です。
緊急事態宣言が緩やかに解除されていっていますね。東京ではあとしばらく続きますが、それも終わりが見えてきました。
撮影の仕事はお休みしていますが、フォトブックの編集や写真データの整理、撮影レポートの下書きなど進めています。
撮影メニューの方も少し見直しをはじめました。また改めてお知らせいたします。
人の思いを乗せる写真
GWに募集したプレゼント企画、いずれも皆さんから写真を提出いただき私が加工をするというものでした。
続々と届いている当選した方からの写真、そのどれもに感動しています。
どなたもお気に入りの家族の写真を送ってくださいます。
その写真が大事な理由が手にとるように伝わってきて、自分に置き換えたり、思いを馳せたりして、そこから受け取れることをじっくりと味わっています。
やっぱり写真には人の思いを届ける力があると確信します。
撮った人の思いもそうだし、それを見た人もまたそこに自分の思いを乗せる。
撮った人とはまた別の文脈で読み解かれていく。
よく小説で「行間を読む」と言われるけれど、写真でも同じことが起こっている気がしました。
本当にたくさんのものを受け取ってしまいました。本当にありがとうございます。
なるべく早めにプレゼントをお届けしますので、楽しみにお待ちくださいね。
撮る人の「視点」が現れるのが写真
写真って、本当にいろんな撮り方があって、そのどれもが正解だと思います。
単純に技術的に上手い下手で割り切れない部分もたくさんあります。
同じものを撮っても撮る人によって切り取り方がまったく異なるということも起こってきます。
それはなぜかというと、写真には撮る人の「視点」が必ず反映されるから。
「視点」というのは「感性」と言い換えてもいいかもしれません。
その人が世の中をどんなふうに眺めていて、何を見て、どのように向き合っているのか。
それがどうしたって現れてくるのが写真です。
私は私が良いと思うものしか撮れないし、それは他のフォトグラファーも同じです。
感性の近い方が集まってくれている
当選した方から届く写真に、どれもグッと引き込まれてしまいました。
そのことが表しているのは、私とお客様の「感性」が似ていて、共感できる点が多いということではないでしょうか。
「良いと思うもの」が同じだから、私が撮る写真を喜んでいただけるし、お互いの写真に感動できる。
きっとそこにミスマッチがあると、どんなに技術的に優れた写真でも喜んでもらえるものにはならないという悲しい結果になります。
だから私は、こうしてブログなどで自分の考えを伝え続ける努力をしていきたいし、そうして選ばれるフォトグラファーであり続けたいと思っています。
すでに、私はとてもお客様に恵まれているなぁとむくむくと感謝の思いが湧いてきます。
実際のところ、私はめちゃくちゃ認知度が高い有名フォトグラファーではないです。(それはそれで頑張っていかないといけないと思って取り組んではいますが。笑)
けれど、すんごい有名人ではないけれど、こうしてすでに共感していただける方が集まってくれていることが、とてもとても幸せなことだと感じています。
撮影の仮予約、受け付けております!
また撮影ができるようになったときは、プレゼント企画を通じて感じたこの気持ちを身体中に染み込ませてシャッターを切っていこうと思います。
東京近郊はまだしばらくおうち時間となりますが、6月7月を仮予約の形で撮影を受付させていただくことにしました。(注:8月以降は受け付けておりません)
仮予約の場合はキャンセル料はいただきません。もしまた状況が悪化した場合には相談しながら調整していければと思います。
諸々のタイミングが合いましたらぜひ撮影させていただけたらうれしいです。