憧れのトラクター。電車バス大好きっこが田舎暮らしで見つけた新しい興味。
夕方、お散歩をしようと外に出ると、隣の畑から機械の音が。近くに行ってみると、隣の農家さんがハウスの中をトラクターで整備をしていました。
その様子をそっと、でも熱い視線で眺める次男。危ないからハウスの中には入ってこないで、と言われ、入り口のラインギリギリに立って眺めています。
「しゃしんをとりたい!」と言うので、スマホを貸しました。
しばらくそうしていると、クイクイっと手招きされ、、、運転席の脇にちょこんと立たせてもらうことができました。
うれしさを隠せない、でもちょっぴり怖くて緊張感のある表情。
そこから一往復のトラクターの旅。
電車バス大好きっこの新たな興味
次男は、たいていの子供がそうであるように、乗り物全般大好きっこです。東京にいた頃は乗り物に乗ることも見ることも楽しみにしていました。
どこか電車でお出かけするよー、となれば飛び跳ねて喜ぶのが常でした。
平日は、保育園の帰りに大通りにわざわざ立ち寄り車を眺めていた時期があったし、休日は、「新幹線を見にいく」ことを目的に東京駅へ行ったこともありました。
そんな次男にとって愛媛に来て残念だったことがあるとすれば、大好きな電車やバスに乗る機会がなくなってしまったことでしょう。街中で見ることもほとんどなくなりました。
でも代わりに新しい出会いもありました。それは、トラクターなどの農業用の車。ショベルカーなども東京よりたくさん見るようになりました。
何かを失えば何かを得る。全部がある土地はないけれど、何もない土地というのもない。
人は今いる土地に「あるもの」や「たのしみ」を必ずや見つけていくものだなぁと感じました。
貴重な体験をさせてもらった次男、晩ご飯のときも興奮気味に今日の冒険について家族に話していました。