本物の味を体験することで気が付いたエスプレッソと写真の共通点

こんにちは。家族写真の出張撮影サチカメ!の なかじまさちこ です。

私は、好きなものはちょっと深めてみたいと思うタチで、コーヒー好きなので以前はドリップのワークショップに行ったのですが

今回は、エスプレッソのワークショップに行ってきました。

エスプレッソについての座学の後、6種類の飲み比べができるというもの。

6種類のエスプレッソドリンク

出していただいた順に

  1. ICED AMERICANO アイス・アメリカーノ
  2. AMERICANO アメリカーノ
  3. ESPRESSO エスプレッソ
  4. CAFFE LATTE カフェ・ラテ
  5. ICED LATTE アイス・ラテ
  6. ESPRESSO TONIC エスプレッソ・トニック

最初に出してもらった1.は飲みきってしまってますが(笑)

印が、とくに美味しいと感じたものです。

エスプレッソは繊細な飲み物

エスプレッソって、「コーヒーのめっちゃ濃いやつ」くらいの浅い知識しかない状態で行ったのですが、広く一般的な話から、お店のこだわりまでたっぷりお話してくださいました。

そのおかげで、たった一日(というか数時間)でエスプレッソへの興味が深まり、もっといろんなお店で飲み比べてみたいな!と思うようになりました。

正直なところ、エスプレッソは飲み慣れていないのもあってパンチがきつかったのですが(それでもこのお店のはやさしめな味らしい)、バリスタという職人がいれた本物の味に触れられたことはすごくいい経験でした。

エスプレッソを載せるシート

エスプレッソは9気圧という強い圧力をかけることで、短時間でコーヒーの成分を凝縮させて抽出します。

だから、少しの条件の変化で、できあがりの味にも大きい変化が出てしまうとか。

基本のレシピはもちろんあれど、「その味」を間違いなく出すために、バリスタは日に何回もテイスティングをして、機械の調整をして、、、、と調整を繰り返していくそうです。そのためにロスする豆もたくさんあります。

一方で、エスプレッソの魅力は、アレンジの幅が広いこと。

エスプレッソの味には絶対的なこだわりがありつつも、それをどのような形で飲むか(ラテにするか?アメリカーノにするか?)はお客さんの好みや気分でいろいろ選べます。

頑固一徹、これだけ!というのではない点、そんな懐の深さもエスプレッソの魅力だと感じました。

エスプレッソと写真の共通点

一連の話を聞いていて、また飲み比べをしながら、写真にも通じるところがたくさんあるなぁと感じました。

写真も、基本の撮り方はありますが、その日の日照条件など撮影場所の状況により設定を変えたり、何を撮るか誰を撮るかによってすべて微妙にアレンジしていきます。

いつでも理想の「味」を出せるように日頃から訓練を重ね、いざ本番となればその日の条件によって絶妙な調整をかけていく点など、似ていると思います。

コーヒーの樹形図
また、コアな部分(=エスプレッソ)にしっかりとこだわりがありつつ、個々のお客様の好みによってアレンジ(=ラテ、アメリカーノ等)も可能、という柔軟性をもつフォトグラファーの方が、私は魅力的だと思っています。

「私の色はこれ!」「私の構図はこれ!」とこだわりを持つのは悪いことではないけれど、お客様の好みを聞き入れられなくなったらフォトグラファーとしては致命的です。

「もう少し明るめに(暗めに)してほしい」「鮮やかな方が好み」「ここから撮ってほしい」というご要望があれば、いつでも積極的に取り入れる姿勢でいます。

(ただありがたいことに、私のお客様は私のテイストをよく理解して依頼してくださる方ばかりなので、「おまかせで!」と言ってもらえることがほとんどです)

全身の細胞を目覚めさせるような感覚

バリスタがいれてくれたエスプレッソには、全身の細胞を一瞬で目覚めさせるような感覚がありました。

私の写真にも、そんなビビビッとさせる何かを持たせられたらいいな。

LIGHT UP COFFEE

私が参加したのはこちらのお店のワークショップです。

LIGHT UP COFFEE
吉祥寺、下北沢、京都に店舗があります。

カフェラテが、今まで飲んだなかで一番なめらかで甘みが深かったです。ラテ好きの方におすすめ!

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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