卒展打上げと小澤太一 写真展「 COLORS -LAOS,DON DET 」

今日は写真教室の仲間と卒展の打上げでした。

といってもお酒を飲めるメンバーが少ないので、パスタを囲みながらのランチ会。

早めに集まれる人でまずは写真展鑑賞をしてからの打上げでした。

まずは写真展鑑賞

観に行ったのは富士フォトギャラリー銀座で開催中のこちらの写真展。

小澤太一 写真展「 COLORS -LAOS,DON DET 」

ラオスのメコン川に浮かぶ小さな島DON DET(DON DETとはラオス語でデット島という意味です)。ラオス最南部、カンボジア国境に近い場所にあるDON DETは、周囲わずか7kmほどの小さい島。2008年に初めて訪れ、それから約10年、これまで10回ほど通って時間をかけて撮影した、Don Detを展示します。

タイトルを『COLORS』としたのは、DON DETはとても色が映える島で、たくさんの色がありました。そこに注目し、それぞれの色ごとに写真展会場の壁面を展示して、色とりどりなDON DETを見せます。

ラオスに生きる人や動物、植物までもが、どれも生き生きと力強く、存在していました。

その明るさとパワーに観ているこちらが元気をもらえるようでした。

小澤先生ご本人も在廊中で、卒展にお越しいただいたお礼を伝えにぞろぞろとご挨拶しに行ったら、わたしのことも「あの独特な子ども写真撮る人でしょ!」と覚えていてくださり感激しました。

そうそう、卒展の時は作品の講評をしていただいたんです。

そのときいただいたお言葉は、ビシッと厳しいこともありつつ、コンセプトをすごく讃えてくださったので、「これからも撮り続けよう!」と勇気をもらったのでした。

世界を飛び回る

小澤先生は世界中を旅しながら写真を撮っていらっしゃいます。

わたしは新婚旅行以来、海外旅行に行けてないので、なんだかこう言ってる自分自身が一番リアリティを感じないのですが、

わたしもカメラをひとつ携えて世界各地を巡り人と出会う、ということをやってみたいという野望?なのかな、将来の夢?を持っています。

だからそれをすでに体現されている小澤先生に出会えたということは、きっとなにか意味があるんだと勝手に思ったりしています。

世界を歩きながら、人々のふところに飛び込み、生活し、作品にまとめあげる、、、ただならぬパワーをその佇まいから感じずにはいられませんでした。

めちゃ小柄なんですけどね。すごかったな〜。

卒展の打上げ。撮影会をしよう。

富士フォトギャラリーでたっぷり一時間ほど過ごした後は、場所を移し、卒展の打上げへ。

残念ながらお仕事の都合で全員は揃えませんでしたが、9人のメンバーが久しぶりに集まりました。

これまでの3年間、毎月一回は顔を合わせてきた仲なので、数ヶ月会っていないだけでなんだか新鮮。

ざっくばらんに話をしつつ、会計係さんからはしっかりとマジメに会計報告もしていただき(毎度カンペキなお仕事に感動!)、

話は「これからどう写真と付き合っていくか、続けていくか」という話題に。

9人のうち、さらに上級のプレミアムクラスに進級するのは1人だけ。

他の学校の講座や、所属する写真クラブの活動などで勉強や作品作りを続けていく人もいますが、

わたし含めほとんどの人は何もないので、なかなかモチベーションを維持していくのも難しいです。

「たまにはみんなの撮ったものも見たいよね」

「◯◯さんに風景写真の撮り方教わりたい」

「□□さんには街中のスナップ写真とかね」

「年に2回くらいは会いたいよね」

なんて話がどんどん広がって、なんと9月に撮影会をすることになり、日程と場所もその場で決めてしましました。

ビギナークラスの時は撮影会と撮影旅行をしたのですが、ミディアム以降になり作品作りが進んでくると、それぞれの撮りたいものの方向性がバラバラすぎて撮影会をしようという話にならなかったメンバー。

でもハイパークラスを卒業し、卒展も終えた今、作品作りというしばりは超えたところで、純粋に「写真が好き」という原点のところで再びゆるくつながっていけそうな予感に、とても嬉しくなりました。


なかじまさちこ(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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