写真を他人に見せるようになっての変化。続き。

先日の続き。

ずーっと前から好きで、取り組んできた写真。

以前はごくごく身近な人にしか見せることはしていませんでしたが

他人に見せるようになってから、加速度的にいろいろな変化が起こりました。

育児を客観視

わたしは人物を撮るのが好きなので、自然と子どもたちの写真を撮ることが多いです。

なので、「子どもたちとの日常を写真とともにつづる」というコンセプトでブログを続けているわけですが、

こうして発表することによって自分の育児を客観的にとらえられるようになりました。

発表する前に自分の中で「揉む」作業、そして発表したことによって起こる周りからの反応。

その両方によって、自分の育児が「ネタ化」するためだと思います。

人に伝えようとすることによって、「自分はこのときどう感じた?」と振り返るので、一歩引いたところから自分を眺め、とらえなおすことができる。

また、周囲からのコメントで新しい視点をもらうこともあり、それでまたその場面を再定義できる。

このことが日々の生活においていい循環を生んでいった気がします。

「くすっと笑える」ネタに昇華

たくさん撮る中で気付いたのですが、わたしが撮る写真は、「くすっと笑える」ものが多いです。

育児って、ナマモノを扱うものだし、とくに子どもが小さいうちは緊張の連続だったりしますよね。

結果がすぐに出ないかと思いきや、こちらの働きかけ次第でいとも簡単に変わることもあり、そのたびに「母親としての自分」の影響力のデカさに恐ろしくなったりもします。

そんな緊張や不安を感じている一方で、わたしが撮る写真はなぜか「くすっと笑える」ものが多い、

なんだかんだ言っても、子どものおもしろい面、ちゃんと見れてるじゃん!

って思ったら、気持ちがふわっと軽くなりました。

そう、こんなヨーグルトでべちゃべちゃな場面だって、もうネタにするしかないもんね!(笑)

自分の気持ちだけでもずいぶん救われましたが、それを自分や身内だけにとどめないで広く発表することで、わたしの写真を見た人の気持ちも同じようにほぐすことになりました。

それはそれはもう本当に、「写真やっててよかった!!」と思う瞬間でして。

写真を撮ることがどんどん「生きがい」になっていきました。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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