一日一回「くすっと」笑える場面に出会えたならば、それでだいたいOK。
ブログを書きたいな〜と思っても、言葉が出てこないときがある。
そんなときは、今まで撮った写真をぼーっと眺めてみたりする。
先日、とあるところからお声掛けがあり、写真を20点ほど選んだ。(これについてはお披露目の日が近づいたらお知らせできると思います!)
20点にしぼる前の50点あまりの写真をぼーっと眺めてみた。
Lightroomという現像ソフトを立ち上げて、順番にプレビューしていったり、小さく表示されている10枚くらいを俯瞰して見てみたり。
そうするとやっぱりここには私の好きな世界観が広がっていて、ホッとするような、ニヤッとしてしまう瞬間がある。
私はプライベートでは自分の子どもたちを被写体にして写真を撮っている。平均的なお母さんよりはちょっと多く撮っているかもしれない。
私には好きな場面やどうしてもシャッターを押してしまう場面というのがある。
一言で言うと「くすっと」笑ってしまうような場面。
子育ては思っていた以上に思い通りにならないことの連続です。
イライラしてしまった自分にヘコんだり、責任の大きさに不安になることもあるけれど、
一日一回「くすっと」笑える場面に出会えたならば、それでだいたいOKな気がします
これは2016年に「Sachip」というフォトブックを作ったときに、その紹介文として書いた文章。
この短い文章を、実はとても気に入っている。私の子育てスタンスや、写真と子育ての関わり方がぎゅっと詰まっているような気がするからだ。
そうそう、「だいたいOK」とか「ま、いっか」とどれだけ自分に言えるかで、子育ての楽さが変わってくる。
「完璧に!完璧に!」と思うと、ほんと苦しい。絶対思い通りにいかないから。
脱力が大事。
そして「こんな脱力系の写真が撮れるってことは、結構子育て楽しめてるんじゃない??」と自分自身を俯瞰して元気付けられている私だ。