車でしか行けないところ、見られない景色を見に行こう。運転練習中!

ペーパードライバー歴10年くらいの私、ぼちぼち運転の練習をしております!

最初は家の近所をぐるっと一周まわりつつ、公園の駐車場で駐車の練習。先日は県道デビューも果たしました。

そして今日は、助手席に夫、後ろに長女と次男を乗せて、家から一番近いスーパーまで。

一回曲がって県道に出て、ただただ直進するだけの道のり。時間にしては5分ほどだったと思うのですが、30分にも1時間にも感じるほどでした。駐車場に止めてエンジンを切ったら、ものすごい達成感が!!やったよー!!

愛媛の道はそんなに混んでいないので、こんな私でも運転しやすいと感じます。

私が免許を取ったのは杉並区内の教習所だったので、路上のコースが3車線の青梅街道とか一通だらけの住宅街とかだったので、そのときの感覚とぜんぜん違います。

歩道にもほとんど人が歩いていないのもありがたい。もちろん油断してはいけないですが。

買い物を済ませ、帰りもなんとか無事に帰ってこれました。

運転が「怖い」という気持ち

今は昔、大学生のときに免許を取りました。年子の妹も同じ時期に免許を取ったので、私たちの練習用にと父が中古車を買ってくれました(今思えばなんてぜんたく!)。

だけどその車がなぜか左ハンドルで!教習所の車と勝手が違うし、左ハンドルなのに初心者マークつけてるのがむずがゆかったのをすごく覚えています。

それでもせっかく車があったので友達と旅行に行ったり、自分でも北海道の一人旅でレンタカーを借りてみたり、何度か長距離を運転する機会がありました。

ただ、ガードレールに擦ってしまうとかちょっとしたハプニングがあったりして、なんとなく自信がなくなっていったんですよね。

結婚してからは実家に帰るときだけレンタカーをしていたけど、私は子供たちの世話もあるし、運転は夫に任せきり。

だんだんと運転から遠ざかるにつれて、「怖い」という気持ちだけがふくらんでいきました

運転で世界が広がる予感

愛媛に来て、何度かハンドルを握るうちに、少しずつだけど「怖い」気持ちは減っていっています。

いや、「怖い」気持ちの総量は減っていないかもしれないけど、それ以上に「わくわく」する気持ちが湧いてきたというか。運転できることによって、世界が広がる予感とでも言うのでしょうか。

「凪のお暇」という漫画が原作のドラマの中で、こんなセリフがありました。

徒歩でしか行けないところがあるように、自転車でしか行けないところもあるし、車でしか行けないところがあります。見られない景色があります。想像してみてください。選択肢が増えると胸が湧きませんか?

まさにこれだーーー!って思ったんですよね。

きっと東京にいたら「必要ない」のを理由に、一生、ハンドルを握っていなかったと思います。でも愛媛に来て、運転せざるを得ない状況になったことは、今まで見たことのない景色を見に行ってみなよというメッセージなのかも。誰かを頼りにしているだけじゃなくて、自分の足で遠くに行ってみたら?ってことなのかもしれません。

それに、私が運転できるようになったら子供たちをいろんなところに連れて行ってあげられると考えると、可能性が広がるようでわくわくします。

だんだんと、怖い<わくわく になってきています。

懐かしのMD

ちなみに私の車、平成18年生まれのレトロカーなんです。この間まではペダルやレバーの操作でいっぱいいっぱいで車内を見ている余裕がなかったのですが、今日ふとラジオ付近を見てみると、なんと懐かしいMDの挿入口が!

MDの挿入口

MDいっぱい持ってたのに!たぶんもう処分してしまったな。MDを置いておけばよかったと思う日がくるなんて!笑

★「凪のお暇」のドラマは、今、Amazonプライムで無料で観られます。オススメですよー。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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