作るって楽しい!ヒビノケイコさんの「自分につながる・人に伝わる講座作り」に参加して。
「作るって楽しい!!」
ふつふつを自分の中からエネルギーがわいてくるのを感じる。
丸2日間の座学の講義だったにも関わらず、体が軽い!頭痛がない!!
たいていの講座の後には頭痛や知恵熱に悩まされるので、この身体感覚の違いには驚きました。
「自分につながる・人に伝わる講座作り」
私が参加したのは、ヒビノケイコさんの「自分につながる・人に伝わる講座作り」。
春からの3ヶ月間の連続講座で、生講義とオンライン音声講座で学んでいます。
「講座作り」とタイトルにあるけれど、講座を作るところがゴールじゃないのがおもしろいところで。
講座作りという一つのプロセスを通して、自分の中にある才能やリソースを、人に伝わる形にして、世の中に価値交換していくことを学んでいきます。
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私は受講前、写真について何か伝えたいことがある気がするんだけど、、、はっきりわからない。モヤモヤっとしていました。
それに写真を教えている人なんてゴマンといるなかで、私が講師をする意味なんてあるのかなぁ?とも思っていました。
でも一度、モヤモヤっとしたものを形にしておきたい、という気持ちがあったので、どんな形になるかはわからないけどひとまず挑戦してみよう!と受講を決めました。
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連続講座の中では、ヒビノケイコさんの講義に加えて、グループワークやディスカッション、自分年表を書き出すなどの作業、そしてフィードバックと、盛りだくさんで進んでいきました。
講義を聞くだけでなく、手を動かし、口を動かすことで、「そういうことか!」と腹落ちする場面が多かったり、他の受講生同士でフィードバックしあうことで、お互いに新しい視点を得られたりして刺激的でした。
30分のミニ講座を発表
さて、そんな風に進んでいった連続講座の最後の生講義、6月の講座では、それぞれが持ち寄った30分のミニ講座を発表しました。
受講生の皆さんは、北は北海道、南は関西とお住いの地域もさまざまならば、活動しているフィールドもそれぞれ違い、個性的です。
▲北海道のお土産。いつも美味しいものをありがとうございます。
だからミニ講座のテーマもまったくかぶることがなく!聞いていてとてもおもしろくて勉強になりました。
私が発表したテーマはもちろん「写真」。
カメラを買ったばかりとか、しばらく離れてしまったけどまた撮ってみたいとか、写真スタート前の初心者の方に向けて、私が大切にしている考え方を中心にお伝えする内容にしました。
何を隠そう、私、せっかく買った一眼レフを二度もタンスの肥やしにしてるんです!
そこからどうやって抜け出してきたかなぁ?と思い出してみたら、私が伝えたいことの核が見えてきました。
▲こんな風に、撮った写真をプリントして並べたりしながら自分の撮りたいもの、伝えたいことを探っていったというお話もさせていただきました。
▲私が大好きな写真家・濱田英明さんの「ハルとミナ」という写真集をご紹介しました。
講座作りに対するイメージが変わった
私が抱いていた「講座作り」のイメージはこんな感じでした。
すでにあるコンテンツ(ノウハウや知識など)をピックアップして並べていく。
内容や順番は対象者に合わせて変えていく。
でも、今回の学びを通じて、講座作りってもっとクリエイティブなものかもしれない!とイメージが変わりました。
自分の中にある、まだ形のないものを取り出して、水を加えたりしながら粘土のようにこねてこねて形を作る。
あるときは人形になったり、またあるときは湯飲みになったり。できあがるものの形は柔軟なもの。
そこには作る人の手の跡がつくから、誰が作っても決して同じものにはならない。
そんなイメージです。
このイメージを持つようになってから、ゼロから何かを作るのってほんとうに楽しいな!と思えるようになりました。
もちろん、作り出す過程ではしんどいことも多かったです。たった30分のミニ講座でさえ。
だけど、できあがったときにふつふつと内面から沸き起こるエネルギーと充足感は今まで感じたことがないものでした。
こんな風にエネルギーを自給自足しながら、世の中に価値を還元できるのなら、、、講師業ってとても魅力的なお仕事です。
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講義中にいただいたフィードバックをもとにパワーポイントを改良。
今までだったら後回しにしていそうだけど、今回は忘れないうちに早く完成させなきゃ!という気持ちが強くて、一気に仕上げました。
お試しで作ったミニ講座だけど、いつかきっと世の中に出したい。
そして、講座を通じて同じような感性を持つ人と出会い、学び合い、高め合っていけるような、そんな場を開けたら、、、!