写真はとりこぼした大切な瞬間をみつけさせてくれるもの。
写真をやっていてよかったなぁとおもう瞬間はこれまでなんどもあったけれど、この日の写真もまさに。
ひとまず写真から紹介することにしよう。
今日は歩いていってみよう
ある休日に、いつもなら自転車に乗せてぴゅーっと行ってしまうところ、たまには靴をはかせて歩かせてみようと思い立ち、歩きながら目的地へ向かっているところです。
ほんとは次男のヨチヨチ歩きが撮りたかった
わたしは写真を撮るとき、かならず頭の中に「テーマ」を設定するようにしています。テーマといってもそんな壮大なものではなく、「なにを伝えたいか」を考えながら撮るということです。
この日のテーマは、「次男のヨチヨチ歩き」。これだって期間限定ですからね!
だけど撮ろうとすると娘まで入ってきちゃう。「ちょっとママの方に来てタクを呼んでみて」と誘ってみてもダメで、とうとう次男が一人でヨチヨチ歩いてる画は撮れなくて、ちょっと残念って思ってました。
PCに取り込んだ写真を見ていて
後日、PCに取り込んだ写真を連続で見ていて、うわぁぁって急に涙が溢れそうになったんです。
次男の隣には必ず娘が写っているんだけど、その姿って、なんかめちゃくちゃ「やさしい!!」。
目線を合わせようとしてかほぼ腰をかがめた状態だし、なんども手をつなごうとしてあげてたり、転んだら「がんばれ〜」って声かけて。
写真を撮っているときには気付かなかった、やさしい「姉」としての姿に、写真を見返す中で気付くことができました。
写真はとりこぼした大切な瞬間をみつけさせてくれるもの
わたしはもう8年も母親やってますが、こんな風にとりこぼしばっかり。
だから、写真を通じてとりこぼしちゃった大切な瞬間を拾い集めてるのかもなー。