ネガティブ情報に引っ張られないで、自分の体験や体感を信じる
こんにちは。中島佐知子です。
35年住んだ東京を離れ、愛媛県西条市に移住しました。西条市は丹原町という、自然豊かなのどかな土地です。
台風10号の影響で、昨夜はここに引っ越してきて一番の雨風となりました。
生まれて初めて雨戸を閉めました。
普段使っていない雨戸を引き出してみると、ヤモリやクモなどの先住民さんたちが慌てたようすで身を隠します。
虫にはだいぶ慣れましたが、動いているやつはやっぱりビビりますね!!
最初の2週間は自宅待機
移住して1ヶ月が経ちましたが、最初の2週間は最低限の用事以外の外出は控えて、「自宅待機」していました。
新型コロナの感染対策です。
都心から移動してきた者として、ウイルスを持っている可能性もないとは言い切れず、万が一のことを考えて敷地内から極力出ないように、人にも会わないようにしていました。
引越しのご挨拶で隣近所のお家に挨拶に伺ったときは、念には念をでマスクとフェイスシールドを着けていきました。
今思えば、相当怪しい二人組だったと思います。
子供たちがちょうど夏休みだったのもタイミングとしてはよかったです。
2週間の自宅待機期間が明けて数日で2学期が始まり、それと同時にご近所さんとの交流も始まりました。
ホッとさせられる人たちとの出会い
今のところ、ここで出会った人たちは、どなたも穏やかで優しい方たちばかりです。
東京から来たということで変に警戒されることもないですし、「わからないことあったらなんでも聞いてね」と言ってくださいます。
部落会という、自治会みたいなのがあるのですが、今は強制参加ということはなくて、私たちの意思を尊重してくれてとても控えめでした。
うちの横のひょうたん畑に来ているおじさんに話しかけてみたら、ひょうたんのことをいろいろ教えてくれました。
散歩ですれ違ったおばちゃんに挨拶したら、次男が話し出したこともあって、しばしの立ち話が始まりました。
まだまだこの地域のほんの一部しか知らないとは思いますが、そんなひとときにすごくホッとします。
ネガティブ情報に引っ張られない
耳から入る情報は、いいことばかりではありません。
ここに来る前も、来た後も、良かれと思ってネガティブな情報を伝えてくれる人はいます。
その人自身が体験した話だったり、見聞きしたことだったり、テレビで報道されていた情報ということもありました。
私たちに辛い思いをさせたくないという親切な気持ちから伝えてくれていることはとてもよく分かるので、その点はいつもありがたく感じています。
ただ、たとえその人が体験した話であっても、私にとっては二次的な情報です。
情報は情報として受け取りつつ、やはり大事にしていきたいのは自分の「体験」や「体感」です。
実際の体験から感じたことを信じていきたいと思うのです。
それは都心に住んでいても田舎に住んでいても同じ。
自分の目で見て確かめたものを信じる、一次情報に当たる、というのは情報にあふれる今を生き抜く知恵でもあります。
今までも、これからも、私は自分の「体験」「体感」を大事にしたいし、それらにフィットした言葉で発信していきたいと思います。