ある朝の登園風景。写真には収められなかったけど素晴らしい瞬間も憶えておきたい。

いつもの登園風景

今日もギリギリに家を出る。

子どもたちを電動子乗せ自転車の前後に乗せ、いつもの道をこぐ。

大きな手提げには1歳児の着替えとオムツ、

小さめの手提げにはお弁当、ペットボトルと通勤電車で読む本、

5歳児のポップな柄のリュックサック、

これらが前椅子のフックにかかっているから

気をぬくとバランスを崩しそうだ。

こぎ出しと曲がり角、ポールの隙間を通るときが正念場。

毎日通るいつもの道だけど、

毎日ちょっぴり緊張する。

保育園に到着。

まず5歳をおろす。

次に1歳。

そして荷物を肩に、雨よけカバーを整え、、、としているうちに、二人はつつつーっと中へと進む。

待って待って、と追いつくと

そこには仲良く手をつないで歩く姉弟のうしろ姿。

園庭を横切ってお部屋につくまでのほんの数秒、数メートル。

わぁ、なんという微笑ましい光景。

涙が出そうになる。

カメラを持っていないことを一瞬悔やんだけど

カシャッ

脳内カメラにしっかり収める。

お部屋の前でなにか作業をしていた先生も同じように目を細めてその光景を眺めている。

お互いに気付いて目があって、

「朝からイイモノ見せてもらいましたね〜」

と笑いあう。

今日はきっといいことがありそうだ。

写真に撮れなかったことも憶えておきたい

これは昨日の朝の一コマ。

わたしは写真をしょっちゅう撮っているけれど、「撮れた!」がある一方で、「撮れなかった!」もたくさんある。

だけど、こんな風に写真には収められなかったけど素晴らしい瞬間があったんだってことを、ちゃんと憶えておきたい。

ほんとうに、何気ない日常の中にこそ「宝物」が落ちているんだなぁ。

「なんでもない日が、宝物」

このサイトのサブタイトル、いいじゃないか!笑

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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