街スナップは路地に入ってナンボ!得意な人がやっていることをマネすると吉。

写真のコツ番外編です。

先日、写真教室の仲間と横須賀界隈をスナップしました。

街スナップはあまりしたことがなかったので大苦戦だったのですが

メンバーの一人(Kさん)にそれを得意とする人がいて、

その人の言う通りにやってみたらすごくおもしろい発見がありました。

スナップとは

「スナップ」ってもしかしたら耳慣れない言葉かもしれないですね。

「スナップ」とか「スナップ写真」というのは、『瞬間的にとらえた写真』のこと。

モデルさんのポートレート撮影や、風景撮影など、ポーズや構図を決めてじっくり撮るものと対比して

街中を歩きながら、あるいは日常の中で、パッとカメラを向けて撮るスタイルの写真です。

どちらかというと、わたしの作品はスナップ系です。

子どもと日常を過ごしながら、ハッと思った瞬間に撮る!

横須賀の街を歩きながら

横須賀の街をぶらぶらと歩きながら周りを観察するのですが、

なにを撮ったらいいかわかんない〜というのが序盤でした。

一方、街スナップが得意なKさんを見ると

しょっちゅう立ち止まってはカメラを構えています。

だからぜんぜん前に進まない(笑)

きっとKさんのアンテナにはたくさん引っかかるものがあるんだろうな!

わたしも見よう見まねでとにかくちょっとでも気になったらシャッターを切ることにしました。

<なんだかかわいい赤い実をつけた木>

<鏡にうつる自分>

その後ろにいる人たちとは別世界のようでおもしろい

<ステンドグラス調の電灯>

こういうの好き。

<カフェの店先>

ブロック塀をペイントしたものに多肉植物を植えている。

この色合いが好き。センスいいな!

<横須賀っぽい不動産屋さん>

どうせなら横須賀っぽいものを撮っておこう、と思っていたら目についたのがこちらの不動産屋さんの物件情報。

ぜんぶ英語表記なんです!

<横須賀っぽい壁>

なんだかアメリカンなにおいがする壁でした。

路地に入ってナンボ

それでも、だんだんと撮るものも興味をそそられるものもなくなってきて、そろそろ終わりかなぁと思い始めていたとき

「さちさん、さちさん」とわたしを呼ぶ声。

Kさんです。

「こういう所におもしろいものがあるんですよ」

と言って、シャッターが閉じた店の隙間の細い路地をずんずん入って行きます。

半信半疑でついていくと、、、

あれ?この先になにかありそう!

この路地の先にはレトロな装いのカフェがありました。

また別の路地では、、、

ツタのからんだ、なんだか雰囲気のいい建物に出会えました。

得意な人のマネをすると吉!

街スナップなんて、どうやって撮ったらいいかわからな〜いって最初は思っていました。

でも、得意な人のマネをして、とにかく気になったものはバシバシ撮ってみたり、積極的に路地に入っていったりすることで、新鮮な発見がたくさんありました。

時間としては小一時間ほどの短い時間でしたが、街スナップのおもしろさが少しわかった気がします。


(子どもたちのお土産に買った鍵)

やっぱり、なにかやるとき、それを得意とする人と一緒の時間を過ごすっていいな!

座学や本だけではわかりにくい、でも大切なエッセンスを学ぶことができる。

わたしも、かしこまって「〇〇講座!」というのじゃなくて(そういうのもありだけど^^)、

もっと気軽に、「サチカメさんといっしょに子どもスナップを撮って歩こう♪」みたいな会をやってみたいな。

むふふふ〜。妄想が広がります。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

プロフィール

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