対話型ファシリテーションの勉強会に参加して。
「なぜ?」と聞かない質問術
「どうでした?」ではどうにもならない
これを見て、ドキッとした人が多いのでは?
わたしも初めてこのフレーズを見たとき、「え??どういうこと??」とたくさんの「?」が飛び出しました。
「今日どうだった?」なんて、あまりにも普通に使っていました。
これは、認定NPO法人ムラノミライの中田豊一さんの著書「対話型ファシリテーションの手ほどき」の表紙に書かれていたフレーズです。
先日、その本を紹介してくれた方が勉強会を開いてくれて、参加しました。
対話型ファシリテーションとは、「なぜ(Why)」や「どう(How)」をなるべく避けて、「なに(What)」「いつ(When)」「どこ(Where)」「だれ(Who)」などの疑問詞を使うことで”事実”を尋ねていく、それにより相手の問題解決への気付きをうながす、という対話の手法。
勉強会では、本の中で紹介されている基礎練習を、実際に参加者同士でやってみました。
本を読むと、たくさんの事例が載っていて、なるほど感があるのですが、実際にやってみるとなんと難しいこと。。。
会話が不自然にぶつぶつと途切れたり、シーンとする時間が出てきてしまったりして、すごく焦りました。
とくにわたしは普段、カウンセリングやコーチングなどの「対話」を主とする仕事についている訳ではないので、聞くことをスキルとして学んだことは初めての経験。
なんだか手応えがあったんだかなかったんだかわからないまま、とにかく難しさと混乱だけははっきりと自覚して勉強会は終わりました。
まぁ、たった一回の練習では身につかないですよね。
もう一度本を読み返してみて、子ども相手などに、日常の中で二つのタイプの質問をしたときの反応の違いを感じてみようと思います。
またなにか発見があればアップします。
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勉強会のあとはランチへ。
まったく異なる分野の方たちが集まっていて、新しく知ることもたくさん。とても貴重な時間になりました。