日曜朝から公園遊びは本当にやりたいことなのか。マクロな視点とミクロな視点をもつこと。

公園にあったこのピンクの花はなんていう花だろう?青空に映えてキレイだった。

日曜朝の公園の風景

日曜日は朝の9時半からチビ二人と公園へ。

9時からの長男のサッカー練習を見学していたんだけど、チビたちはすぐに飽きてしまうので(とくに長女)、早々と退散して公園へ移動。

9時台だとまだ人はまばらで、10時を過ぎると一気に増えてくる。

これはどの公園へ行っても同じ感じ。

日曜日だとお父さんが遊びに連れてきているところが多い。

はしゃぐ子どもをつかまえて、必死に虫除けスプレーをかけるお父さんに対し、「もー、パパやめてよー、しみるわよー」とちょっと高飛車な言い草の娘さん。

「パパみて〜」「ママみて〜」という声があちこちから聞こえてくる。

いろんな親子のやりとりをはた目に見ながら

我が子達はというと、アスレチックを「ロケット」に見立てて宇宙旅行ごっこが始まっている。

長女はこうやってオリジナルの世界観を作り出し、すぐに役に入り込むところがある。

演劇とかやったらいいんじゃないかと思う理由はここ。

次男はまさかいま宇宙旅行中であることなんて、もちろんまったくお構いなしで、とにかく姉が言ったことをリピートリピート。

長女「しゅっぱつでーす」
次男「っぱー!」

長女「5!4!・・・」
次男「ごぅ!よぅ!・・・」

そんなこんなでどんどん世界観はふくらんでいき、わたしもときどき宇宙船におよばれしたりしながら、しばらくの時間をそこで過ごした。

公園遊びはわたしのやりたいこと?

日曜日の朝から子どもたちと公園で遊ぶこと。

これがわたしのやりたいことか?と問われたら、「うーん」と答えに困る。

ゆっくり家でコーヒーでも飲みながら読書をしたり、散らかってるあの場所を片付けたり、やるやると言っていてなかなか手をつけられていないことに着手したり、、、ひとりでやりたいことならたーんとある。

(あーほんとに手をつけられていないことの多いこと多いこと。。。)

体力をつけるためにも外遊びするべし!

とも、そーんなに別に思っていない。

お昼寝させるためには体動かしとかないとね!

ともそれほど。(どうせ土日は浮かれて昼寝どころじゃないので、半分あきらめている。)

義務感で来ているわけでもないということ。

他にやりたいこともある、義務感もとくにない、でもなぜ来ているか?と掘り下げてみると

子どもたちが「公園行きたい!」と言うから、という大前提はあるとして、

目の前で子どもたちがこんなに熱中してる、はしゃいでる、宇宙旅行にまで行っちゃってる!

こんなおもしろいことは他にはない。というのに尽きる。

親にべっとりなのは今だけというロジック

「親にべっとりな期間なんて今だけなんだから・・・」ってロジックがよくある。

小学校高学年や中学生になったら、友達や部活中心になっちゃうんだから。離れちゃうとさびしいもんよ。今はたいへんかもしれないけど、楽しんで〜。というロジック。

たしかにそれは正しいんだと思う。けれど、わたしはこの考え方がしっくりこない。

今しかないときを楽しめないと、のちのち後悔するわよ〜っていうのは、

今をたのしめなくて苦しんでいる人にとっては、脅迫めいたもので、ぜんぜん楽にならない。

それはそうかもしれないけど、しっくりこないんだよな、っていつも思っている。

だけど、目の前で展開される子どもたちの世界に目を落とすと、ほんとに想像力にあふれていて、同じように見えて同じものはないし、石ころだって宝石に見えちゃうようなダイナミックな世界。

ちぐはぐで笑えちゃう設定。なんだよ、宇宙でもお母さんはお仕事に行っちゃうの?笑

わたしはただ、目の前で起こっていることをおもしろいと感じている。

だからその場にいる。それだけのこと。

マクロな視点とミクロな視点

マクロな視点で俯瞰してみても解決できないことってある。そんなときは究極にミクロな視点に切り替えちゃうといい。

今この瞬間がおもしろい。

ただその感覚だけで選んでもいい。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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