娘の質問力。

パトロール中のお巡りさんに話しかけている娘。

「どろぼうさんをつかまえるの?」
「このぼうはなに?」
「なんでふえがついてるの?」

お仕事中にもかかわらず、次々と浴びせかける質問に終始にこやかに対応してくださったお巡りさんには本当に感謝です。

娘は4歳半。朝起きてから寝るまで、歯磨きをしているときでさえしゃべっているような、とても賑やかな子です。

初対面の人にも物怖じせず話しかけるので、近所にお友達がいっぱいいます。

育休中、歩いて保育園を送迎するようになって、その社交能力には心底驚いています。

 

そんな娘を観察していて最近気付いたこと、それは、「たくさん質問している」ということ。

もちろん、一方的に娘がしゃべっていることもあります。

「4歳!」
「おとうとがいるの」
「おにいちゃんがいるの」
「おとうとのなまえは○○っていうの」
「このリボンはばぁばちゃんがつくってくれたの」

でもそれ以上に、いろいろ質問しているのです。

「なにしてるの?」
「どこにすんでるの?」
「おじいちゃんはいないの?」
「これはなに?」「どうやってつかうの?」
「なんで○○なの?」

答えてもらうとさらにそれに対する質問を、という感じで会話がどんどん続きます。

 

私はひとつ質問するのでも、
こんなこと聞いて失礼に当たらないかしら…とか
そこまで踏み込んでいいのかしら…とか
いろいろ考えてしまって、結果的に言葉を飲み込んでしまうこともあります。

でも娘には躊躇がありません。
質問することで、相手との距離をどんどん縮めていっているように見えます。

それは「大人」と「子ども」の差なのか、
私と娘の「生まれ持った資質」の差なのか、
あらゆる場面でそういうことをよく考えるのですが
どちらにしろ娘は私にはないやり方で人間関係を切り開いていっています。

そんな娘を見ていると、私もちょっと勇気を出して質問してみようかなと思うのです。

子どもから学ぶことって多いです。


なかじまさちこ(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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