子どもの成長を記録する背の順写真。

「3人、横に並んでみて〜」

普段は子どもたちにポーズを指示することはほとんどないのだけど、めずらしくこの日は立ち位置を指定。

怪訝そうな顔をしながらも指定した位置に立ってくれた。

「お〜い。こっちだよ〜」

なかなか全員の目線がそろわない。

次の瞬間にはもうその位置にいない。

ジャンプしたり、しゃがんだり、好き放題。

んーー、まーいっか!

子どもの写真を撮る目的

わたしは子どもの写真をたくさん撮っている。

わたしのように我が子の写真を撮るお父さんお母さんはたくさんいる。

みんなどんな目的で、どんな気持ちで撮っているんだろう。

自分なりに考えてみた。

まずは、子どもの仕草がかわいくて反射的に撮ってしまう!誰かに見せたくなってしまう!という理由があるだろう。

それから成長の記録として残す意味合い。

誕生日や七五三といった節目節目でそのときの姿を残しておくのはやっぱり大事なんだろうだと思う。

わたしはというと、もっぱら「反射的に撮る」といった意味合いでこれまで撮ってきた。

子どものやることは突拍子もなく、いつもこちらの予想を超える。

子どもと過ごす日々での「発見」を一枚一枚スクラップしていくようなイメージ。

一方で、「記録」として残す方には消極的だ。

七五三の写真は撮ったけれど、お宮参りの写真はあやしい。

年賀状用に毎年家族写真を!と意気込んでみても、なかなか全員の予定が合わず結局毎年ちゃんとは撮れていない。

そうそう、撮るなら撮るで「ちゃんとやらねば」という義務感がつきまとうので、どうもうまくいかないのだ。

その上、こんな話を聞いてしまった。

その人はもうお子さんは大きい(一人は成人してる)んだけど、生まれた時から毎年1月1日に家の前で(家の中だったか?)子ども二人を並べて写真を撮っているらしい。

「定点写真って撮ってるか?」と聞かれ、この話を聞き、わたしはそういうちゃんとしたの全然撮ってこなかったからダメダメだわ〜って正直なところヘコんだ。

写真山ほど撮ってるくせに、全然ちゃんとしてないーって。

そのヘコんだ気持ちはしばらく手元に留めておくことにした。

どうしてわたしはヘコんだのかな?って考えてみた。

親としてちゃんとしてないと思われたから?

ちがうなー。

そのアイデアは自分にもあったのにやらなかったから悔しかった?

ちがうなー。

あー、そうか。

単純にわたしもそういう写真を撮りたかったんだ。だけど、もう0歳のときは戻らないってことにヘコんでいるんだ。

たしかに、もう子どもたちは赤ちゃんには戻らない。けれど、「そういう写真を撮りたい」というわたしの気持ちは尊重してあげよう!

、、、てことで、撮った写真が冒頭の写真。

すごい回りくどく書いてしまったけど、「記録」を意識した写真も、今からでもいいので大切に撮っていきたいなと思っていて。

もう過ぎた日の記録は残せないけれど、今から未来の記録を残すこと、ちゃんとはできないかもしれないけどやってみよう。


なかじまさちこ(サチカメ!)

愛媛県西条市は丹原という長閑な土地を拠点に家族写真の出張撮影をしています。アニバーサリーだけでない日常写真の良さ、写真を形に残していくことの良さを伝えたい!...

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