自分の感動する場面を知っておくことでチャンスを逃さなくなるー「こども写真はじめの一歩」開催報告

「こども写真はじめの一歩」を開催しました。

朝からジリジリと太陽が照りつける暑い日、10名のご参加者と小さなお子さんたちが会場に集まってくれました。

「上の子が生まれた時に例に漏れず一眼レフを買ったけど、オートでしか撮ったことがない」
「こどもが生まれる前に買ったけど、スマホでしか撮っていない」
「風景写真を撮っていたので、こどもの撮り方がわからない」
「連写するわりにはいい写真が撮れていない」

などなど。皆さんそれぞれにお悩みを抱えていて、はじめの一歩を踏み出すべく講座に飛び込んでくれました。

講座の中でいくつか考えてもらったり、気付いたことを発表してもらう場面があったのですが、一人一人のお答えを聞いていて、とても感性が豊かな方達が集まってくれたんだなぁ!と感じました。

放つ言葉一つ一つから、私も学ぶところがたっくさんありました。

反面、もっとこうした方がよかった、ここはこう改善できそう、という反省点も見えてきました。

良いことも悪いことも含め、生の講座から得るものって大きいです。

自分で設計した初めての講座、講座運営としての「はじめの一歩」は大きな一歩になりました。

会場のたまねヒュッテ.さんから「ぜひ2回目も!」というお言葉をいただきましたので、9月以降にまたブラッシュアップして開催したいです。

それとは別に、じっくりカメラの基本操作から学べる入門講座も構想中です。こちらも秋以降の開講を目指しています。

興味あるかも、、、という方は、ぜひ各SNSをフォローしていただき、発信をキャッチしていただけたらと思います!

講座の進行にいっぱいいっぱいで講座風景の写真を撮る余裕がぜんぜんありませんでした。最初に写真撮影のお願いをしたはずなのに(笑)

そんなことを含め、私にとってのはじめの一歩かな、と思います。

※追記:たまねヒュッテ.のオーナーさんに写真をいただいたので追加しました!

最後にご参加者の感想を紹介します。

写真を撮ったとしても、撮りっぱなしになっていたことに気づきました。見返して、比べたり、ふりかえってみることも大切だと学びました。アンテナを張って1日1日を大切にすごそうと思います。(Oさま)

自分の好きなことを知って、もっと気軽に撮ってみようと思いました。(Yさま)

技術的なことはさておき、、、日常的に撮り続けることが、自分が撮りたい写真を撮れるようになることにつながるんだ!と気づけた。カメラをしまわずに、いつでもすぐ撮れるように出しておこう!と思った。(Iさま)

自分の感動する場面を知っておくことで、チャンスをのがさなくなるということに気づけました。とにかく、もっともっと撮ろうと思いました(一眼で)。(Sさま)

育児疲れに負けず、心のアンテナを張ること。日々変化していく子供の姿を一枚でも多く写真に残したいと思いました。(Aさま)

いい写真の定義が、自分の「感動」を伝えることであるという話が心に残りました。漠然といい写真を撮りたいと思っていましたが、どんな写真(構図、ピント)を目指して撮ればいいかが見えた気がしました。あとは、そのイメージ通りに機能面で表現できるよう、使い方を習得したいです。(Kさま)

今日から撮りたい、そして技術も学びたい、という気持ちになってくれたようでよかったです。

私は、カメラを通してこどもを見ることで、こどものいいところにたくさん気づけました。

自分が、何に惹かれ、なにを愛おしいと感じるのか。

そういった自分自身の心の動きにも敏感になり、それを表現することで人とのつながりも生まれました。

本当に、写真って「撮る」だけじゃない良さがたくさんあります。

「こどもの写真を撮りたい」という気持ちをきっかけに、写真を学び、表現することを楽しめる大人が増えていったらいいなと思います。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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