私にとって「写真」とは?

こんにちは。家族写真の出張撮影サチカメ!フォトグラファーのなかじまさちこです。

-私にとって写真とは?
-写真を仕事にするとは?


撮影を自粛している期間、幾度となく自分に問うていました。

スキルアップのためのセミナーに出たり、機材をメンテナンスに出したり、来たる撮影再開に備えながらも、心の端でいつも問いかけていました。

しかし、いまだモヤがかかったようで言葉にまとめられないでいます。

ただ、一つ言えるのは、前と今とでは、私の中で「写真」のもたらす意味がまったく違うものに変化してきているということ。

4年前の私にとっての「写真」

Facebookで4年前の投稿が上がってきました。

20160602facebook

それを深めた過去記事も。

4年前の今頃と言えば、次男の育休が明け、「退職する」と心に決めた状態で会社に戻った頃。

それから引き延ばされ引き延ばされ…約1年半後に退職、同時に出張撮影の仕事を始めました。

会社での仕事にロマンを見出せなかった私にとって、写真は自分を保つために必要なものでした。まるで命綱のような。

それから3年が経ち、ふと気づくとあの時の藁をもすがるような気持ちは消えていました。

じゃあ今の私にとって「写真」ってなに?なぜ写真を撮り続けているの?

苦しみから抜け出すためにものが、誰かの幸せに?

また、ある光景をふと思い出します。

撮影に伺ったお家で、私が以前に撮影した写真を飾ってくれていることが一度や二度ではなかったこと。

オムツ替え
壁に飾られた写真
壁に飾られた写真


苦しさから抜け出すために必死に没頭してきた写真が、今は誰かの人生を彩り、幸せをもたらしている。

こう書いてみただけで、頭をぐわんぐわん揺さぶられるような衝撃が走ります。

-私にとって写真とは?
-写真を仕事にするとは?


まだ解の出ない問いのヒントがこの辺りにあるのでしょうか。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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