いま我が家は「手書きの塗り絵」にハマってます。ワクワクする気持ちを大事にしたい

「ママ!お願いがあるんだけど!」

と、いつになく真剣な調子で迫ってくる長男。なになに??と少し身構えながら返事をすると

「キメツノヤイバノタンジロウの絵を描いてほしい!」

「キミツ??ヤエバ??」とはてなマークが何個も浮かび、何度も何度も聞き返してやっとわかったのが、「鬼滅の刃」というアニメの中のキャラクターの「炭治郎」という人のイラストを模写してほしい、というお願いでした。

どうやらAmazonプライム・ビデオか何かで見てハマっているようです。

本当はフィギュアとかグッズを買い揃えたいらしいのだけど、予算的に厳しいため、せめて母にイラストでも描いてもらおうと思ったみたいです。

その発想に行き着くか!!というのが意外だったけど、こうやってねだってくることがまだまだかわいいなぁと思い、Googleで画像検索をして精一杯模写しました。

鬼滅の刃炭治郎

↑なかなかがんばったでしょ??

それで黙っていないのが下二人。

「ぼくたちにも描いてー!」「クリスマスツリー描いてー!」とリクエストの嵐。

塗り絵をしたいとのことだったので、筆ペンでくっきりはっきり描いていきました。

「プレゼントは3つね」「サンタさんも描いて」「トナカイも」「もっと飾りつけて」…と描いている最中から追加の要望が鳴り止みません。

「はいはい」とリクエストに応えながらしあげていきました。

私が描き終わると、今度は色鉛筆を持ってきて夢中で塗り始めます。

クリスマスツリーの塗り絵

母が描いたイラストで、こんなに夢中になって塗り絵をしてくれるんだ…!!ということに最初は驚き、次にじわじわと嬉しさがこみあげてきました。

こんなささいなことで喜んでもらえるなら、もう何枚でも描いてあげるよ!笑

さらに「このぬりえはサンタさんにプレゼントするんだ♪」と言って、サンタさん宛のお手紙まで。

サンタさん宛のお手紙

なんてかわいいのでしょう!

ワクワクする気持ちを大切にしたい

こういう自然発生的な子どもの遊びって、見ていて飽きません。この発想力やエネルギー、夢中になる力ってどこから湧いてくるんだろう?

塗り絵って、まあ塗ったところでどうなるわけでもないんだけど(笑)、とにかくその「塗る」作業自体が面白くて熱中するんだろうな。

そして、既製のものだけを良しとせず、自分たちの手で作り出すものも好きになれるところが素敵な子たちだなぁと感じました。

彼らを見ていると、目の前の「ワクワク」する気持ちや、夢中になれる時間、とにかくやってみたいことはやってみる!という姿勢を見習いたくなります。

2019年も残り1ヶ月を切りました。

残りの1ヶ月弱で、私はどれだけ「ワクワク」する時間を持てるかな。ちょっと自分に試してみようと思います。

ワクワクが積み重なって新しい年を迎えることができますように^^

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

プロフィール

関連記事一覧