長男お気に入りの迷彩柄タンクトップ。押し付けにならない意見の伝え方。

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迷彩柄のタンクトップ。長男のお気に入りの服です。

じつはこれもばあばちゃん(私の母)の手作り。最近はロックミシンを導入して、ますます本格的になってきています。

 

この服は長男のリクエストから生まれました。

めっちゃ暑がりで冬でも半袖で過ごすような人なので、夏に半袖は「暑い!」と言って袖なしを熱望。柄は、よくかぶっている迷彩柄のキャップとおそろいにしてほしいとオーダーしたようです。

 

送られてきたものを見たときの喜びようったら!

洗濯でかえってくるたびに着ているくらいのお気に入りです。

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全身迷彩発言から考えたこと

ある日、長男がこんなことを言いだしました。

「迷彩のズボンも作ってもらって、全身迷彩にしたい!」

この発言にはぎょっとしてしまって、「いやいやいやいや、それは趣味が悪いからやめときなよ」とすぐに返した気がします。

 

子どもと自分の考えることがまったく違うという場面に出くわしたとき、自分の考えを伝えてよいかいつもちょっぴり迷います。自分の考えを伝えることは、子どもの考えを否定することになる気がするから。

 

でも、ちょっぴり迷って、やっぱり伝えています。「私はこう思うよ」「私はこう感じるよ」って。

「全身同じ柄のものを着るのって、おかしい感じがするよ。とくに迷彩柄だと軍隊っぽくって、嫌な感じを受ける人もいると思うよ」

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今は頭の中を整理しながら書いてるからこうだけど、実際はもっと雑な言い方です!!!

長男にとっては「何を言ってるんだろう??」って感じかもしれません。単純に迷彩柄がカッコイイって思っているだけなんだろうから。

 

私の発言の影響がどれくらいかを心配し始めるときりがありません。だけど、私の意見を受けて、子どもがどう考え、どう行動を変えるか(変えないか)は、子どもといえどもやっぱり最終的には本人が決めることであって、そこはもう手放しで見守るしかない領域だなーと思います。

自分の意見を抑えてまで、子どもの自由にやりたいようにさせるというのは、子どもを尊重しているようでしていないのかも。お互いに思ったことを伝え合える仲が理想ですね。

 

今回は、全身迷彩柄だったけど、もしこれが「全身黒が着たい」だったらどうだっただろう?「ピンク色の服が着たい」「スカートをはきたい」だったら?

それぞれの質問で、私の心の内も変わってきそうです。

うーん、どこまでなら手放しで見守れるかなぁ。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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