ママ向け初級カメラ講座を開講。ママだってガッツリ学びたい。

この度、ママ向けの初級カメラ講座を新たに開講しました。

直接お会いした人からのリクエストがあったのをキッカケに、兼ねてから構想があった講座をついにカタチにする機会となりました。

構想というのは、オンライン講義と屋外実践の二部構成

カメラ講座には実践は欠かせません。やっぱり直接お会いして、実際にカメラをいじりながら写真を撮りながら伝えらえることの量って多いから。

だけど、いきなり実践の場で理論もお伝えしようと思うと、それだけでかなりの時間がかかってしまって、十分に実践できず浅い内容になってしまいそう。

なにより実践編はお子さん同伴OKにしたいので、ますます落ち着いて話なんて聞いてられない。

それらを解決する方法として、理論はオンライン講義でやって、日を改めて実践編を屋外で行ってみてはどうか?と考えました。

私にとってもトライアル的な講座なので、たとえマンツーマンでも開講しようと思っていましたが、直接お会いする機会のあった人に「今度、こんな講座やろうと思ってるんです〜」と話すとみなさん興味を持ってくださって!ならばと、メルマガでも募集をかけ、maxとしていた4名満席で開講することができました。

子ども生まれたのをキッカケにカメラを買ったけど…

受講生はみなさんママですが、お子さんの年齢や兄弟構成はさまざま。

「子どもが生まれたのをキッカケにカメラを買ったけど、使いこなせていない」という方が3名、「夫が写真好きだけど、私は撮らない。夫に、カメラ講座あれば受けてきてほしいと前から言われていた」という方が1名でした。

宿題を出したのですが、みなさん忙しい中、しっかり取り組んでくださり、意気込みを感じました。

私の方もメラメラと火がつき、できあがったパワポ資料は約50ページの大作に…!これでも絞りに絞った内容です。

カメラ講座スライド

でも、このボリュームにひるむことなく、みなさんむしろ前のめりに聞いてくださいました。

いい質問も飛び交い、みなさんの意識の高さを感じます。

ママだってガッツリ学びたい!?

講座の内容については、実践編も終わった後に振り返りたいと思います。

オンライン講義編を終えて、一番に感じたこと。それは、「ママだってガッツリ学びたい!」ということ。

私自身、「子どもが生まれたことで私という人間は何一つ変わることはない」と強い気持ちを持ちながらも、現実的に起こる数々の制約や世間の「母親たるもの」に対する見解に触れるにつれ、「ガッツリ学ぶこと」に対するハードルは相当高くなっていました。

そんな中でも、写真教室に三年間通ったりと、わりと自分のやりたいことに力を注いできた方だと思います。

写真にハマるにつれ、カメラのしくみをちゃんと理解したいと思うようになったし、実際、理解してからの方が表現の幅が広がりました。

そんな経験から、理論的なこともしっかり理解した上でこそ思い通りの写真が撮れるし、その方がぜったい楽しいから長く写真を続けられる。だから、今度教える立場になったときは、理論的なこともガッツリ説明する講座にしたい、と思っていました。

信頼できる人に講座の骨子の相談をしたとき、

「ママたちはそいういうの求めてないんじゃない?サチカメさんのやろうとしているものよりもっとレベルを落とした方がいいのでは?」

とアドバイスをいただきました。

そうかー。それも確かに。子連れで学べる限界もあるし、難しいこと抜きに、手軽にパッと短時間で写真が見違えるような講座の方が喜ばれるような気もします。(そんなのあるのかな??)

でもやっぱり私は、理論的なこともしっかり伝えたいし、その基礎力が生徒さんののちのちの写真ライフを良いものにすると信じています。それに私は生徒さんと共通言語を持ちたい。

その信念はやっぱり曲げることはできなくて、結果、ガッツリカメラの基礎をお話しする内容になりました。

カメラ講座スライド

ちゃんと学びたい!という人はやっぱりいて、結果としてそういう人が集まってくれた会だったと思います。

講座後、さっそく質問を受けたりしています。

理論も専門的なことも極力かみくだいて説明したので、「わかりやすかった!」と好評でした。

うん。チャレンジしてみてよかった。次回の実践編も楽しみです。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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