リトルわだっちに参加してきました。人の温かさにふれた一日。

「親子と商店街が出会い、つながることで住みたい街をつくりたい」をモットーにスタートした“親子で街デビュープロジェクト”。本活動を支える親子チーム“わだっち”は、今回初めて“子ども向け商店街ツアー”を企画しました。

これまでの活動を通じて、和田商店街には若いお客さん、商店会の担い手の方が増え、「商店街の魅力」「街を育て合う力」がメキメキと育っています。同時に、活動を支えてきたわだっちの子ども達も赤ちゃんから幼児、小学生へとすくすく育っています。

わだっちの活動を通じて気づいた「街と出会う楽しさ」「喜び」「豊かさ」を我が子にも感じて欲しい。子ども達にも街と出会うきっかけを持ってほしい。――そんな思いでこのイベントを企画しました。

参加する子ども達は「リトルわだっち」のバッチを胸に、和田商店街を探検します。店主さんとのご挨拶、お店見学を通じて、「人とのふれあい」「新たなお店と出会う楽しさ」を味わいます。

今年度は、和田商店街を応援する子どもグループ“リトルわだっち”を立ち上げ、今後も子ども達が商店街を応援し楽しむイベントをいくつか企画する予定です。

まずはその第一弾のイベント!

自分たちの街を知り、子どもと街の豊かさを一緒に味わいましょう。是非、親子で遊びに来てくださいね。

(イベント案内より引用)

和田商店街の街歩きツアーに参加しました。

和田商店街の親子で街デビュープロジェクトとは長女が赤ちゃんの頃からのお付き合い。

昔からある小さな小さな商店街なのですが、昨年は東京商店街グランプリと中小企業庁『はばたく商店街30』に選ばれるなど、着実に注目度を上げています。

そんな和田商店街で、今回は年中〜小学生の子どもたち=「リトルわだっち」として、街歩きツアーを開催すると聞いて、わが家は上二人がどんぴしゃで対象年齢なので参加してきました。

街歩きツアーでは

街歩きツアーでは、6つのお店を巡り、店主さんの話を聞いたり質問コーナーがありました。

質問コーナーでは、カードをひいて、そこに書いてある質問を大きな声で読み上げます。

「創業は何年ですか?」

「お店をやっていて楽しい時はどんな時ですか?」

「一番大きな失敗はなんですか?」

などなど、普段は聞けないお店の裏話を聞くことができましたよ。

リトルわだっちが来るということで、おみやげを用意してくれているお店もあって、店主さんのあたたかさにジーーンとしました。

わが家の年中さん

午後1時半から始まったイベント、ちょうど眠たかったのか虫の居所がすこぶる悪かったわが家の年中さん(長女)、帽子をかぶるかぶらないといったちっちゃなキッカケで爆発してしまい、しょっぱなから地べたに座り込む事態に!!!

こうなってしまうとなかなか気持ちを乗らせることが難しい長女。

わたしもしびれを切らして「ほら、行くよ」と2、3歩進んでしまったが最後、いよいよ大声で泣き叫んでしまいました。

途方に暮れていると、わだっち仲間の母や年下のリトルわだっちくんがわたしの代わりに声をかけて励まして説得してくれようとしてくれました。

リトルわだっちくんが「いっしょにいこー」と言ったり、頭をなでなでしてくれたりして、、、その様子に胸が熱くなるのでした。

結局、わたしが抱っこする(!)ということで落ち着き、ツアーの輪に戻ることができました。

「こっちが泣きたいよー」って気分のときに、こうやって一緒に声かけしてくれる人がいることはすごくすごーく嬉しかったし助かるなと思った一件でした。

ここでもまた人の温かさに触れたのでした。

わが家の小学生

一方、わが家の小学生は、参加者のほとんどがちびっこか女の子だったためか「こんなんつまんねー、来たくなかった」とこれまたしょっぱなから暗い顔でつぶやいていました。

でもここは小学生。そうは言いながらもちゃんとツアーの輪には入り込みます。

「なにか目的が見出せれば楽しめるかもしれない」と、そう考えていたときに、長女を抱っこしているため使う人を失ったマイカメラの存在を思い出しました。

そこで長男にわたしのカメラを渡し、「写真撮ったら?」と言うと、「いいの!?」と一気にテンションが上がりました。しめしめ。

お店の中に気になる商品や店主さんのお顔をバシバシ撮っていました。

惣菜と鮮魚の川上屋さんでは、こんなものを。

マグロ大好きだからね〜。

店主さんの表情も、こどもに向けられたやわらかい表情を、こどもならではの目線(アングル)で撮っていて、とてもいい写真でした。(掲載許可取ってないので載せるのは控えます。)

わが家の1歳さん

リトルわだっちとしてはまだ参加できない1歳さんは、ずっとわたしの背中でツアーについて回りました。

カフェではクッキーをいただき、モグモグやってます。

暑い中、本当に頑張ってくれたと思います。抱っこから下ろしたらTシャツの前も後ろも汗でビショビショでした。

ちなみに途中からカメラマンは長女に交代しています。

娘も写真撮るのが好きなようだったら、今度ちゃんと教えてみようかな。

親子で撮影旅行なんかに行けたらめっちゃ幸せだなー。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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