プライベートフォトレッスンを開催しました「スマホで妊婦さんを素敵に撮りたい」

こんにちは。家族写真の出張撮影サチカメ!のなかじまさちこです。

今日はプライベートフォトレッスンを開きました。テーマは「スマホで妊婦さんを撮る」。個人レッスンだからこそ実現できる、ニッチなニーズに焦点を当てての講座です。

なんと今回は生徒さん自らご友人の妊婦さんに声をかけてくださり、モデル付きのレッスンとなりました。講義&即実践型です!

スマホとデジカメの違いを知る

スマホカメラも、一眼レフカメラもミラーレスカメラも、同じデジタルカメラ。光をセンサーに取り込んで、デジタル処理をして、写真(データ)を作成するという大まかなしくみは同じです。

ただ、スマホであるがゆえの制約、一眼レフにできてスマホにできないこと、スマホならではの特色などがあります。

まずはその違いや特性を知った上で、スマホの特性を活かして撮るのがいいですよ〜というお話をお伝えしました。

人物を撮るときのコツ

スマホカメラは遠近感が強調されやすい特徴があるので、アングルが変わると写り方がガラッと変わってしまいます

アングルによる違い

目線から撮ると頭でっかちに、下から撮ると足長に。ただし、下から撮るときは二重アゴになりやすかったり鼻の穴が大きく見えてしまうこともあるので注意が必要です。

スマホで普通に構えて撮ると「目線から」になりますが、それで全身を撮るとスタイルが悪く見えてしまうので、ちょっとスマホを下げて腰位置から撮るといいですよ。

さっそく実践

いくつかのポイントをお伝えしたあと、さっそく実践タイム!

仲の良いお二人なので、にこやかに撮影が進みます。

スマホカメラ講座風景7

人を撮るときはたくさん考えることがあります。

どこに立たせる(座らせる)か、顔の向きは?、手の位置は?、服装は乱れていない?、それを画面のどこに配置するか、明るさは適当か、アングルは?、、、、などなど。

撮ったら確認、撮ったら確認を繰り返しながら、しっくりくる一枚が撮れるまでたくさん撮影しました。とくにお家の中での撮影だったので、背景選びに苦戦しました。

スマホカメラ講座生徒さん作例2

生徒さんの写真1

部屋の中で撮るときは、なるべくごちゃごちゃした場所が入らないように撮った方が、被写体にパッと目がいく写真になります。動かせる範囲で物をどけたりするのがよいでしょう。

どうしても動かせない物の場合は、それが写らないようにカメラの向きを工夫したり、被写体で隠してしまうというのも手です。

上の写真では、モデルさんの体で、背後のラックを隠しています。お腹のふくらみがわかるように下腹部に手を当て、目線を下に、伏し目がちに指示していました。

スマホカメラ講座生徒さん作例3

生徒さんの写真2

モデルさんは、テルミー(※)の療術師をされています。せっかくなので、テルミーをやっているようすも撮ってみることにしました。

(※)テルミーとは民間療法の一つで、金属の筒の中に火をつけたお灸を入れて、温かくなったその筒で経絡やツボなどを刺激する温熱療法です。自然治癒力を高めたりする効果があるそうです。

私は、長女と次男を助産院で出産していて、妊娠中に助産院にすすめられてテルミーに通っていました。煙の匂いをとても懐かしく感じました。

写っている腕は私のです。途中からカメラレッスンであることを忘れかけるほど、体がゆるゆる…。

やっぱり一眼レフがほしい!

今回はスマホカメラ講座でしたが、私が隣で一眼レフで撮影したものをお見せすると、「やっぱり一眼レフがほしい!」とおっしゃっていました。

誰かのために写真を撮ってプレゼントしてあげたい!というお気持ちの強い方なので、一眼で撮ってあげて、よりきれいな写真をプレゼントできたらもっと喜ばれるだろうし、ご本人もうれしいだろうと思います。

スマホで写真が楽しくなって、一眼レフへステップアップ!というのも大いにありです。

まずはお手持ちのスマホなりデジカメなりで写真を撮る楽しさをたくさん実感してもらえたらなぁと思います。

サチカメ!でも講座は準備していますが、プライベートレッスンのオーダーもいつでも承っています!

ピンポイントでこれ聞きたい!これを撮れるようになりたい!というのがあればぜひご相談くださいね^^


なかじまさちこ(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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