休校中の小学生母として今できること

こんにちは。なかじまさちこです。

東京・杉並を拠点に、家族写真の出張撮影をしています。

運動不足の小学生たちと保育園のお迎えへ

保育園からの帰り道三兄弟

不要不急の外出自粛が要請されている今、先月の臨時休校からほとんど室内で過ごしている小学生たちの運動不足が心配です。

とは言え、積極的に外に出ろとも言えないですので、せめてと、次男の保育園のお迎えに連れ出しました。

娘(新小学3年生)の方は素直についてくるのですが、長男(新小学6年生)の方はいろいろ難しくて。

もともと「超」がつくほどの出不精なのに加えて、保育園の中に入るのがなんとなく気恥ずかしいようで、渋る渋る。

だいぶ説得して、最後は少し怒ってつけ離す形になってしまいましたが、「わかった。しょーがねーなー」と諦めて出かけてくれました。

いったん外に出ると糸が切れたタコのように一人であちこち走り回っていて、気づくと見えなくなり、また気づくと後ろから猛ダッシュで追いかけてきたりして。

やっぱり家で一日中ゴロゴロしているよりは、この姿が本来だなぁと思いました。

小学生たちは保育園には入らず隣の公園で遊んで待っていてくれましたが、うちの子どもたちしかいない公園で、ブランコを水平になるくらいまで思い切り漕いでいて、これまた楽しそうでした。

コロナ後の生活が心配

学校に行くとか友達と遊ぶとか公園で遊ぶとか、当たり前だった日常がなくなってしまった今。

数ヶ月前にはだれも予想していなかった現実がいま目の前にあります。

とにかく今はこの局面を乗り越えること、そのためにできる限りのことをしていくのが大事だとは思いつつ、いざ乗り切った先の日常もまた一筋縄ではいかないだろうなぁと感じています。

子どもたちの運動不足や学習の遅れ、さまざまな体験の機会を失ったこと、もしかすると身近で感染症のために亡くなった方がいたりしたら心のケアもあるでしょう。

この問題は、感染症が終息したあとも、まだまだずっと向き合っていかなければいけないことなのだと思います。

今私にできることは?

学校が休校となり、子どもたちは毎日家にいるわけですが、「親」の私にしてあげられることのなんて少ないこと。

勉強だっていつも見てやれるわけではないし、そもそも勉強をやる気にさせることができません。

給食のような栄養バランスの整った食事を毎回出せるわけでもありません。

どうしても仕事やその他の用事で二人きりで留守番させておかなければならない時間も多く、犯罪や災害に巻き込まれる危険と常に隣り合わせです。

本当に、私たちの当たり前の日常は薄氷の上に成り立っていたのだなぁと痛感します。

ただ、困難は多いけれど、子どもたちと過ごす時間が増えたことも確か。

いつか元の生活に戻ったときに、「コロナのときは大変だったけど、あのときしかできない体験ができたし、楽しかったよね!」と心の底から笑い合えるように、「今」私になにができるかを考えてやっていきたいです。

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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