柿の木を囲んでのひととき。
最近は車で保育園のお迎えに行くことも増えてきて、今日は久しぶりに自転車に乗りました。
西日に向かって風を切って自転車を飛ばしていると、柿の木やみかんの木がずいぶんと色づいてきたことに気がつきます
逆にコスモスの花たちは少し量が減っていることもに目が止まったり。
車だと見過ごしてしまっていた景色に心を留めることができ、うれしくなりました。
柿の農家さんとのひととき
次男をピックアップして帰り道、いつもの柿の木畑で収穫の作業をしている男性がいました。
「こんにちはー!」
なんだか今日はそんな気分だったので、自転車を止めて、おじさんに挨拶をしてみました。
ところが、そこから次男のマシンガントークに火がついてしまい、ちょっと挨拶のつもりがたちまち立ち話に。おじさんは収穫の手を止めて話に付き合ってくださいました。
収穫作業のこと、柿の木に被せているネットのこと、どんな鳥が食べにくるのかということ、渋い柿と甘い柿のこと。。。
時間にしてほんの5分〜10分だと思いますが、心があたたまる時間でした。
「作業中だったのにすみません」と謝ると、「いやいや、楽しかったですよ。若いお子さんと話す機会がないもんで」とおっしゃっていて、さらに胸が熱くなりました。
その上、柿を3つ、お土産にもたせてくださいました。少し黒い点々がついているから(おそらく売り物にならないから?)あげるよ、と。
柿をもらって次男はご満悦。
「おじさん、しゅーかくがんばってねー!」と言ってお別れしました。
こちらがそのいただいた柿です。
「太秋(たいしゅう)」という種類のもので、まだ黄色いうちに食べるのが美味しいんだそうです。どんな味がするのかな?さっそく明日いただきたいと思います!
季節を肌で感じられるから、自転車でのお迎えは好きだな!