サチカメ!として出張撮影を始めるまで

こんにちは。家族写真の出張撮影サチカメ!のなかじまさちこです。

今回は、改めてサチカメ!として出張撮影の仕事を始めるまでのことをまとめてみました。

「サチカメ!ってなに?」「なかじまさちこってどんな人?」っていう疑問にも答えられるかなと思います。

どこで何をしている人?

名前:
なかじまさちこ

年齢など:
1981年生まれ。牡牛座。

家族:
住まいは東京都杉並区。
夫、2008年生まれ長男、2011年生まれ長女、2015年生まれ次男の5人暮らしです。

趣味:
ガリガリ豆を挽いてコーヒーを淹れること。読書。絵を描いたり工作をしたりという手先を使った作業。そして写真を撮ること、見ること。プライベートでは、子どもたちとの日常を写真に収めることをライフワークにしているカメラおばちゃんです。笑

写真歴

もともとは銀行系SEという、まったく畑違いの分野で会社員をしていましたが、写真が好きになりすぎて、2年前から写真漬けの毎日にシフトしました。

写真学校や学部は出ていません。

初めて一眼レフを買ったのは社会人になってすぐの頃。それから数年を経て、長男の妊娠中にカメラの初級者コースに通って基礎を習ったのが、本格的に勉強した最初です。そのあとは写真教室に通って写真表現についての学びと実践を深めてきました。

一眼レフを持ち始めた頃から変わらずずっと撮りたくなるのは「人物」で、子どもが生まれてからは自分の子どもたちを、ときどきブランクはありながらもずっと撮り続けてきました。

一例として、こんな写真を撮っています。

「子どもが何かに集中している姿」が尊いなぁと感じていて、そんなシーンを気づくとたくさん撮りためていました。

「偶然」に起こることをそのままに写しとることも大切にしている視点です。

育児と写真

自分の子育てについて私はずっとモヤモヤを抱えていました。今でこそ笑い話ですが、私は子どもが「かわいい」と思えている自信がなかったのです。

そんな私に一筋の明かりを灯してくれたのが「写真」でした。

写真は自分が心を動かされたものしか撮れません。

自分が撮った写真を振り返るうちに、おのずと「育児で大切にしていることはなにか」が浮き上がってきたのです。

「子どもが生まれながらにして持っている本能的な興味、関心、子どもそれぞれの個性を何より大切にしたい」
「その子の本質的な部分を大事にしたいし、親のエゴでそれを変えたくない、そのままで素晴らしいということを伝えたい」

あぁ、これが私なりの「かわいい」なのかも。

と腑に落ちたとき、子育てがちょっぴり楽に感じるようになっていました。

退職を決意

また、その頃の仕事についてもずっとざわざわとした違和感を抱えていました。

私は写真を仕事にする前は、銀行関連のSE(システムエンジニア)として10年以上会社勤めをしてきました(途中、3度の産休育休をはさみます)。

子どもが生まれてからは時短勤務でしたが、いい上司に恵まれ、それなりに責任ある仕事を任せてもらっていました。一部上場企業だったので会社としても制度が整っていて、周りの理解もあり、子育てと両立しながら働くには申し分ない環境だったと思います。

でも、晴れた日に一日中ビルにカンヅメになる日々が嫌だなぁと思うようになってきました。「安定」と引き換えに失っているものがあるんじゃないか?とも思い始めました。

「ちゃんと季節を感じながら生きていきたい」
「もっと魂が喜ぶことに人生の時間を割きたい」

その思いに気づいたとき、写真を撮ることを生活の真ん中に据えようと決意し、退職を決めました。

準備期間

それから実際に退職するまでに、実は3年以上かかりました。

写真を仕事にするのに、どんな方法があるのかを調べました。学校に通う?スタジオに就職する?だれかに弟子入りする?いろいろな方面から検討し、どうやら「出張撮影」がいいだろうと行き着きました。

それからも、出張撮影を本当に仕事にしていけるのか確信がなかったので、友人に声をかけてワンコイン撮影会を開いたり、プロの方に写真を見てもらったり講習に参加したりしながら「仕事として写真を撮ること」の勉強と実践を重ねてきました。

この頃からずっと変わらず応援してくれ、今でも撮影にきてくれる友人が何人もいることが誇りです。

そして、準備期間を経て、家族の状況も見て(夫も同じ頃、進学・転職という転機を迎えていました)、タイミングがきた2017年秋から出張撮影のサチカメ!を本格的にスタートしました。

秋の撮影会イメージ写真1

「サチカメ!」の由来

「サチカメ!」というのは、二度目の育休中に始めた育児写真ブログのタイトルです。

サチコ+カメラ=サチカメ、という安易なタイトルですが、だんだんと「サチカメさん!」と呼ばれることが増えてきて、私自身とても気に入っています。

なので、出張撮影業の屋号もそのまま「サチカメ!」にしました。

もしお会いすることがあれば、気軽に「サチカメさん!」と呼んでもらえるとうれしいです。

つづき

サチカメ!として出張撮影の仕事を始めるまで、のお話を中心に書いてみました。

実は、出張撮影業以外の仕事もしています。次の記事では、その他の仕事も含めてのサチカメ!の活動を紹介していきたいと思います!

中島佐知子(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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