逆算思考。届けるところまでイメージした発信をする。
安心して発信できる場、自分にとって基地のような場を、なにか一つ決めておくといいですよね。
発信のツールはいろいろあるけど(ブログ、Facebook、Instagram、Twitter、メルマガ…)、それぞれで「読んだ人がどんな気分になってほしいか」をイメージして発信するといい。
昨日は、野本由美子さんの法人設立一周年記念の講演会に出席しました。
由美子さんは、10年くらい会社員でバリバリの営業マンをしたあと、個人事業主を5年くらい、その後法人を設立されました。
わたしは由美子さんがまだ会社員の頃に知り合って、SNSを通じて近況を垣間見たり、写真という共通項で数年ぶりにお会いしたり、また由美子さんが星詠み(占星術)の鑑定を始められてからはグループセッションという形でホロスコープを詠んでいただいたこともありました。
わたしの周りの、事業家として活躍している数少ない人として、由美子さんの活動はいつも気になっているし、応援させていただいています。
名言だらけの講演会
そんな由美子さんの講演会は名言の連発。
長く続ける秘訣は、変化をいとわないこと。コアを明文化すること。
安定=変化していること。回っているコマのように。
発信しつづけることで、人とつながる、思いが整理される、認知される。
「お役立ち性」と「自分の思想(フィロソフィー)」の両方を発信に乗せる。
人生が加速するとき、人の入れ替わりは必ずあるが、空いたスペースには次の人がくるもの。注目を浴びることを怖れないこと。
ゴールをイメージして、逆算思考。発信するときも、これを読んだ人にどうなってほしいのか?をイメージしてから出す。
発信を続けるコツは、安心して発信できる場(基地)を決めておくこと。
などなど。
由美子さんのストーリーに乗せ、多岐にわたるお話をしてくださいました。その中でも、わたしにとっては「発信」がキーワードだったように受け取れました。
届けることまでイメージした発信
”発信を続けること”
これはまさに、今わたしが取り組んでいるテーマ。そしてさらに、
”発信し、届けること”
これは、わたしにとって新たな課題なんじゃないかと思いました。
「これを読んだ人にどうなってほしいのか?をイメージすること」を、ほとんどしてこなかったなと、講演を聞いていてハッとしたんです。
講演の中で、ゴールのイメージから遡って考えることを、「逆算思考」という風に表現されていました(知られた言い方なのかな?)。
ゴールをイメージして、そこから逆算して発信のしかた(ツール含め)を決める。
わたしのことに振り返って考えてみると、発信はするけれども、むしろ誰も見ないでおくれ〜、もう隠れたい〜、という気持ちがずっとずっとあります。ブログという、世界中の人が見れる場で発信しているのに!
わたしにとっての発信は、あくまで自分の思考整理のため。
こう自己完結させることで、何かから自分を守ろうとしているのかも。ここに、なにか「怖れ」が潜んでいるような気がします。
この正体はまだまだ自分でもよくわからないので、引き続き考えていきたいテーマです。
「読んだ人にどうなってほしいか?」をイメージすることは、具体的に届けたい人をイメージするということ。
同時に、自分が本当に届けたいメッセージに真摯になるということ。
そうして丁寧に丁寧に磨いたボールを、相手が受け取りやすい形で投げられるように、しっかり向き合っていきたい。
この講演会は、「発信」というテーマについて、たくさん考えるキッカケとなりました。
他の参加者さんは、またそれぞれの立場でいろいろな受け取り方をされたようです。
由美子さん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました!!!