2枚の写真の比較から見えた写真ならではの発見
こんにちは。家族写真の出張撮影サチカメ!の なかじまさちこ です。
先日の記事で紹介した、長男が撮ってくれた「母の顔」な私。
真っ先に飛び込んできたのが「表情」だったのですが、何度か見るうちにもう一つ気が付いたことがありました。
それは「目線」。
長男の身長がいま145センチちょっと、私の身長が162センチなので、およそ頭一つ分くらいの身長差。
その差から生まれる目線の角度だとこんな感じ、なんですね。
もうあと何年もしたら背なんて追い越されてしまうでしょうから、この角度も懐かしく感じる日がくるのでしょうか。
写真ならではの発見がある
ちなみに、下の写真は今からちょうど5年半前、2014年4月のもの。
文中の「息子」というのは長男のことです。このときはまだ次男が生まれていなかったので「息子」と書いていたんですね。
このとき5歳。撮影している距離が違うので正確には比較しにくいですが、それでもだいぶ低いところからの目線だということがわかります。
当時の私はブログに残しておいたくらい、この小さい人の目線からのワンショットが心に残ったんでしょう。
そして時を経た今、2枚の写真を見比べることで、長男自身は写っていないれど、その成長が感じられるものとなったことがすごくおもしろいし、それは写真ならではの発見だなと思いました。
じんわりと心に沁みるものがあります。
「感動」を写真に残そう
食事や睡眠と違って写真は別に撮らなくても命に関わるものじゃありません。
だけど、「撮っておいてよかった」と思うのは、のちのちにこういう発見がたくさんあるからです。
私はよく写真講座で、「写真は『感動』を写すもの」ということをお伝えしています。
人はなにかに心が動いた(=感動した)瞬間にしかシャッターを切れないものです。
「いいな!」「かわいいな!」「おもしろい!」「なんだろあれ?」「すごい!」「きれい!」
と、なにかしら心が動かされたからこそ、「この瞬間を忘れたくない」「だれかに伝えたい」と思って写真に残すのではないでしょうか。
だから、ぜひ皆さんには、難しいことはとりあえず置いといて、心が動いた瞬間をたくさん写真に納めていただきたいです。
そして、たくさん撮るうちに「もっとうまく撮れるようになりたい」「もっと伝わる写真を撮りたい」という気持ちが湧いてきたら、写真を学ぶとき。
サチカメ!では年明け1月2月頃の開講を目指して準備を進めています。
タイミングと気持ちが合う方がいたら一緒に学べたらうれしいです!