わたしと次男の断乳ストーリー。

断乳しました🍼
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上の子たちが1歳半までだったので、次男もそのくらいと思っていました。 けど、体調やもろもろ葛藤もあり、1歳7ヶ月を過ぎた先日、ついに決意。この3日間飲んでいません。 あんなにリピートしてた「おっぱい」の単語も発しなくなりました。
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写真は出産後の入院中、夜中に初めて母乳指導を受けた日のもの。 この頃はすぐ力尽きて寝てしまっていたなぁ。
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次男も頑張ってお別れしたけど、私も今回は体がしんどく、胸の張りと頭痛…今日はお休みもらって断乳ケアに行ってきます🙋🏻

わたしと次男の断乳ストーリー

土曜の夜、お布団に入る直前まで、たっぷりたっぷり飲ませた。

数日前からやめる話をしてきてはいたけど、まさか現実になるとは思いもしないといった様子の次男は、いつも通り安心しきった顔で飲む。

その顔を見ていると、これからしようとしていることがとてつもなく残酷なことに思えてきて、胸の奥がきゅうっとなる。

だけど、今日でやめると決めたので、やめるんだ。

「もういっぱいご飯を食べれる大きい赤ちゃんになったから、おっぱいとはバイバイしようね。バイバイ〜。ありがとう〜。」

わたしの話をふんふんと聞きながら、次男も「ばっばーい。(会釈)」(会釈=ありがとうの意)

意を決してお布団へ。

いつも添い乳で寝かし付けていたので、今日はもらえないとわかると泣いて泣いて、暴れて暴れて、布団中のたうちまわっていた。

上の子たちで経験済みとはいえ、つらい。

どのくらい時間が経っただろうか、そのうち力尽きて寝てしまった。

「やっと寝た。」とわたし。

「お疲れさまでした。」と夫。

夫が手を貸そうとしても体を反り返して「ままーーー、おっぱーーーー」だったのでなすすべなかったんだけど、何もできなくても側にいて声をかけてくれたのが嬉しかった。

子どもにとっての乳

もともと1歳半くらいで授乳をやめようと思ってました。

それは上の子たちがそのくらいだったからという理由で。

「卒乳」(子ども自身が自分から飲まなくなる)を待ってあげるのが子どもの情緒にはいいのかな。

自分がしんどいから止めるというのは身勝手なのかな。

断乳することで、母とのつながりが断たれたと感じてしまわないかが心配でした。

母にとっての乳

生まれたその日から、毎日毎日してきたことなので、やめることにさびしさを感じていたことは隠せません。

計算してみたら、なんと598日!(あと2日がんばればよかった!笑)

「授乳」という時間は、母と子にとっては特別なつながりを感じられる瞬間で、「おっぱ!おっぱ!」と求められ、幸せそうに飲む様子を眺めることは、端的に言ってとても幸せでした。

母乳育児を続けさせたもの、やめさせたもの

生後7ヶ月のときに仕事復帰したので、仕事をしながら約一年間ほど母乳育児を続けてきたことになります。

わたしにとって授乳は、「出るからあげる」というのと、「泣く子を黙らせる手段としては手っ取り早い」という理由で続けてきたところが大きいです。

こう書くと冷たい感じがしますが、三人目ともなれば、そこまで「母乳!ぜったい!」というこだわりもなかったし、実際、保育園では粉ミルクでした。

だから、明確な意思を持って続けてきたというよりは、やめる理由がなかったから続けてきたというのが近く、だからこそ目安としていた生後1歳半が近づいてきても、はっきりと「やめる」方向で動くのが難しかったのかもしれません。

でもだんだんと、夜間授乳に疲れを感じ始めていたし、土日になればしょっちゅう吸い付かれて自由を奪われることもストレスになってきていました。

授乳=母と子の特別な幸せな時間、と感じにくくなってきたことに気づき、惰性で続けるよりはすっきりきっぱりやめてしまった方がお互いのためだ!と思うようになり、やめることに決めました。

断乳した後のわたしたち

最後までひっかかっていたのは、授乳をやめることで「あなたはもう大事じゃない」というメッセージを与えてしまわないか?ということでした。

そこは努力ポイントだと思ったので、今まで授乳タイムだった時間をどう過ごすかには気を使いました。

結果として、今は、「絵本タイム」になっています。

同じ本を何度も何度もリピートするので、何冊かはすっかり暗記してしまうほど。この歳になって絵本を丸覚えしてしまうとは(笑)。

寝かしつけの時も、覚えた何冊かの本を暗唱すると、よーく聞いて、そのうち眠ってくれます。

授乳でつながっていた時間も良かったけれど、絵本というまた別のものを通じてやっぱりちゃんとつながっていることができてとてもとてもホッとしています。

※この記事中の写真は、出産後の入院中に撮ったものです。


なかじまさちこ(サチカメ)

田舎暮らしに憧れ、東京から愛媛(西条市丹原町)へ家族5人で移住。念願の自然に囲まれた暮らしを楽しみながら、フリーランスとして出張写真撮影、古民家宿運営サポー...

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