運転で気づく「ちゃんとした人に見られたい」という窮屈な気持ち
ペーパードライバー克服中の私、小さな軽自動車に若葉マークをつけて、運転がんばってます!
今日は最長記録、約25キロの距離を運転して映画館に行ってきました。
まだ開店前のイオン。うーーーーん、達成感。
どうしても、早く観に行きたかった「浅田家!」、その思いが私を走らせました。映画は本当すばらしくて、これについては別ポストで書けたらと思います。
運転には性格が出る
車の運転は性格が出るとよく言われるけれど、本当にそうだなぁと思います。
私は気付いたら「その場にふさわしい振る舞いができているか」「ちゃんとスマートにできているか」をすごく気にしてしまいます。
運転において、周りの状況をよく見てタイミングをはかるのはとても大事なことです。でも、なんでもかんでも引きずられてはいけません。
法定速度50キロのところで50キロで走っていたらどんどん前の車に離されるということがありますよね。後ろから車が詰まってきてる気もして。実際バックミラーに車が映るとドキッとします。
大通りに出るタイミングもなかなかつかめなくて、「あ、今のは出れたのに」と機を逃してしまうこともまだまだあります。
そんなとき「場違いな行動をしてしまっている…」「今のはスマートじゃなかった…」と心臓あたりがキュッとなります。
ちゃんとした人に見られたい
ということを、夫にぽろっと漏らしたとき
「50キロのところで50キロで走るのは正しいことだよ」「最初だから焦らず丁寧にやるのが大事だよ」
と言われハッとしました。
私は何も間違ったことはしていないのに、何を気にしていたんだろう。スマートに振る舞えなくても、ルールを守って丁寧に走ればいいじゃないか。そのための初心者マークだよね。
結局私はいつも「ちゃんとした人に見られたい」という気持ちに縛られているんだと気がつきました。運転ひとつで、こんなにも自分が顕になるとは。
助けてくれる人がたくさんいた
丁寧に、丁寧に。
今日はより一層気をつけて運転をしました。
そうしたら助けてくれる人がたくさんいました。
左折で大通りに出ようとタイミングをはかっているときにペースを緩めて通してくれた軽トラのおじさん、右折待ちで対向車が切れるのを待っていたときパチパチッとヘッドライトを2回点灯させて「今だ!行けるよ!」と教えてくれたシルバーの車の人。
世の中ってやさしいな。
変にビビったり、まわりの目を気にしすぎてビクビクしたりしないで、もっと足を伸ばしてみよう!という気持ちになれました。